ゲーミング特化の「Surface PC」を準備中? 9月23日に発表かも

ink_pen 2022/9/14
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ゲーミング特化の「Surface PC」を準備中? 9月23日に発表かも
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

米マイクロソフトのSurfaceシリーズは、廉価モデルのGoやProモデル、クリエイター向けのStudioまで、用途に応じて様々なモデルが取りそろえられています。そんななか、初のゲーミングに特化したSurface製品が準備中だとの噂が伝えられています。

↑Surface/Shutterstockより

 

海外ゲームPC情報サイトThe Prime Gamingが報告した仕様によると、ディスプレイは16インチで解像度は2560×1440、リフレッシュレートは165Hz、ドルビービジョン対応でPixelSense Flow Display(Surface Pro 8等にも使われるブランド名)とのことです。

 

そして搭載チップはインテルの第12世代 Core i7-12700H(14コア)とCore i5-12500H( 12コア、2つのオプションが用意。。RAMはLPDDR4xで、16GBまたは最大32GBのどちらか。GPUは、Core i7モデルが最大でNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti 8GB、Core i5モデルがRTX 3050 Ti 4GBのディスクリートGPU(CPU内蔵ではない外部GPU)を搭載するそうです。

↑Image:The Prime Gaming

 

ほかストレージは256GB、512GB、1TB、2TBの4種類から選べるリムーバブル(交換できる)SSDを採用。バッテリ駆動時間は、Core i7モデルが通常の使用で最大15時間、Core i5では最大16時間とされています。

 

また外部ポートはUSB 4.0/Thunderbolt 4 Type-C×3、3.5mmヘッドフォンジャック、Surface Connectポートなどを搭載。また無線はWiFi 6とBluetooth 5.1にも対応しているとのことです。

 

ほか筐体の素材はマグネシウムとアルミニウムの合金で、本体カラーはプラチナとマットブラックの2色。さらにゲーマー向け製品のため、Xboxアプリと1ヶ月間のXbox Game Pass Ultimateが同梱されるそうです。

 

これらの仕様は、今どきのゲーミングPCとしては標準的なスペックとも思われます。が、これまでビジネス向けやクリエイターだけに焦点を絞ってきたSurface製品としては、大きな方針転換にはなりそうです。

 

今回の噂が本当であれば、日本時間では9月23日午前0時からのSurface発表イベントでお披露目されるはず。チップがインテル版とArm版の2種類になると噂の「Surface Pro 9」の続報も、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:The Prime Gaming
via:Wccftech

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