Apple Watch Ultra、水深40m以上潜ったらどうなる? YouTuberが潜水シミュレーターを使ってテスト

ink_pen 2022/9/27
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Apple Watch Ultra、水深40m以上潜ったらどうなる? YouTuberが潜水シミュレーターを使ってテスト
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Apple Watch Ultraの「水深」アプリは40mまでの水深が測定できますが、陸上で生活している大半の人には試すチャンスがありません。それをダイビング機器用に設計された潜水シミュレータを使って、現実の水深に似せた環境でテストした動画が公開されています。

↑Image:Apple

 

これをおこなったのは、技術評論家でYouTuberのDC Rainmaker氏です。今回の動画ではコンピューター制御の潜水シミュレーターにより、仮想ダイバーが深く潜るにつれて高まる水圧にアプリが速やかに対応し、背景にある水のアニメーションが動き、水深の数値も正確に変化していく様子が確認できます。

↑DC Rainmaker氏の動画より

 

「水深」アプリは最大深度40m(130フィート)までの水中活動を想定していますが、Apple Watch Ultraは100m(328フィート)の耐水性能を備えています。つまりApple Watch Ultra本体は、アプリが測定できるよりも高い水圧に耐えられるわけです。

 

では、40mよりも深く潜った場合はどうなるのか。DC氏がテストしたところ、画面は警告するように黄色に変わり、「Beyond 130 FT(130フィート以上)」と表示され、浅い水深に戻るまで水色に戻らなくなります。

↑DC Rainmaker氏の動画より

 

またダイビングが終わった後は、潜った時間や水温、最大水深の記録も表示されます。このデータは、後でiPhoneのヘルスアプリで確認できるようです。

↑DC Rainmaker氏の動画より

 

もっとも、Apple Watch Ultraをより本格的なダイブコンピュータとして使いたいなら、アップルがHuish Outdoorsと共同開発したOceanic+アプリを待つ方がよさそうです。同アプリはBuhlmann減圧アルゴリズムを実行し、ダイブプラン、わかりやすいダイビング指標、視覚と触覚のアラーム、減圧不要限界、浮上速度、および安全停止ガイドなどの機能を備えていると謳われています。

 

このOceanic+アプリは「まもなく登場」とのことで、公式アナウンスを待ちたいところです。

 

 

Source:DC Rainmaker(YouTube) 
via:MacRumors

 

※Buhlmannのuは、ウムラウト付きが正式な表記です

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