製品への影響は? アップルのハードウェア・デザイン担当が退職へ

ink_pen 2022/10/25
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製品への影響は? アップルのハードウェア・デザイン担当が退職へ
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

米アップルのハードウェア・デザイン担当を3年にわたってつとめたEvans Hankey(エヴァンス・ハンキー)氏が退社することを、ブルームバーグがアップルから確認したとして報じています。

↑ZorroGabriel / Shutterstock.com

 

アップル製品の先進的なデザインを担当するという意味でも注目度の高い、同社のハードウェア・デザイン担当。Hankey氏の以前にはJony Ive(ジョニー・アイブ)氏が、2019年までトップをつとめていたことでも知られています。

 

今回の報道では、Hankey氏の後継が誰になるのかは報じられていません。同氏は引き継ぎの一環として、アップルに6か月間とどまることになります。またソフトウェア・デザインを担当するAlan Dye(アラン・ダイ)氏は、今後もそのポジションに残ることになります。

 

なおブルームバーグの情報筋によると、Dye氏のソフトウェア部門に所属していた元トップデザイナーの1人で、現在はAirbnbにてデザイン部門を率いているGary Butcher(ゲイリー・ブッチャー)氏が、アップルに復帰するとのこと。ただしButcher氏が復帰後、どのようなポジションに就くかは不明です。

 

Hankey氏がアップルのハードウェア・デザイン部門を率いるようになってから、不評だったMacBookのバタフライキーボードを廃止するなど、より実用的なデザインの採用が目立ちました。アップルは今後、ハードウェア・デザインの方向性を変えようとしているのかもしれません。

 

Source: ブルームバーグ via Engadget

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