アップル社員が回答、新型AirPods Proがロスレスなしで高音質な理由とは

ink_pen 2022/11/28
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アップル社員が回答、新型AirPods Proがロスレスなしで高音質な理由とは
塚本直樹
つかもとなおき
塚本直樹

IT・宇宙ジャーナリスト/フード系YouTube「侍飯」/NGO団体「ミャンマーキッズプロジェクト」 x.com/@tsukamoto_naoki

「新型AirPods Pro」がLossless(ロスレス)再生に対応していないにもかかわらず高音質な理由を、アップルのエンジニアがWhat Hi-Fiのインタビューで解説しています。

↑SAVIKUTTY VARGHESE/shutterstock

 

アップルは、音楽ストリーミングサービス「Apple Music」にて、高音質なロスレス規格の楽曲ファイルの配信を開始しています。一方でAirPods Pro(第2世代)やワイヤレスヘッドホン「AirPods Max」では、ロスレスオーディオの再生には対応していません。

 

アップルでエンジニアをつとめるEsge Andersen(エスゲ・アンダーセン)氏によれば、同社は現在のBluetooth規格がAirPodsの音質を制限する要因だとは考えていない、と述べています。そして、「コーデックを変えなくても音質を改善することができる」と説明しているのです。

 

またアップルは「音質評価の専門家」によるアドバイスをうけており、エンジニアへとフィードバックを提供しているとのこと。さらに、「AirPods Maxの機能をポケットサイズに収めるためにAirPods Pro(第2世代)を開発した」とも述べています。

 

たとえコーデックを改善しなくてもスピーカーなどを改善すれば音質が向上するのは、当たり前といえば当たり前。今回のインタビューからは、アップルがいつワイヤレスイヤホン/ヘッドホンをロスレス楽曲に対応させるのかは、残念ながらみえてきませんでした。

 

Source: What Hi-Fi via MacRumors

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