アップルが廉価版の「AirPods Lite」を準備中? アナリストが予測

ink_pen 2023/1/5
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アップルが廉価版の「AirPods Lite」を準備中? アナリストが予測
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

アップルが競合他社の安価なワイヤレスイヤホンに対抗するため、新たに「AirPods Lite」の開発に取り組んでいると報じられています。

↑廉価版が登場するかも

 

現在アップルは第2世代のAirPodsから最上級モデルAirPods Maxまで、4種類のAirPodsを販売。それらは人気のある製品となっていますが、決して安いものではありません。

 

しかし、Haitong Intl Tech Research社のアナリスト・Jeff Pu氏によると、AirPodsの需要は2023年までに減少する見込み。出荷台数は2022年の7300万台から、2023年には6300万台まで落ち込むと予想されています。

 

そのため、アップルは「AirPods Lite」に取り組んでいるとのこと。記事執筆時点では、この製品がどのようなもので、どういった機能があるのか不明ですが、同氏はアップル以外のイヤホンに対抗するための「低価格製品」であると説明しています。

 

アップルは2021年に第3世代AirPodsを発表した直後、第2世代AirPodsを値下げしていました(その後、円安により再び値上げ)。2023年1月現在、最も安い第2世代AirPodsは1万9800円ですが、Liteはそれを下回る価格になる可能性があります。

 

上位モデルについては、2022年にAirPods Pro(第2世代)が発売。ノイズキャンセリング機能の改善や正確な位置を探せるU1チップを搭載した充電ケースなど、大幅な改善が施されていました。かたや標準モデルのAirPodsや、最上位モデルAirPods Maxの後継モデルが登場する気配はありません。

 

もっともAirPods Max 2(仮)は、新たなカラーバリエーションや、Lightning端子に替えてUSB-Cポートを採用との噂話もありました 。標準モデルにはより買いやすい「Lite」を投入し、上位モデルではプレミアム機能を強化。このように棲み分けしていく可能性もありそうです。

 

Source:9to5Mac

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