カリフォルニアの大雨による洪水で流された犬、AirTagのおかげで飼い主と無事再会!

ink_pen 2023/1/23
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カリフォルニアの大雨による洪水で流された犬、AirTagのおかげで飼い主と無事再会!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

1月に入ってから米カリフォルニア州で記録的な大雨が降り、多くの被害が出ることになりました。そんななか、アップルの忘れ物トラッカーAirTagのおかげで、洪水で流された犬が飼い主と再会できたと報じられています。

↑AirTag

 

1歳のオーストラリアン・シェパードであるシーマスは、散歩中に飼い主から逃げ出し、流れの速い排水路に転落してしまいました。水に前足を一本つけただけで、あっという間に消えてしまったそうです。

 

地元の消防署は、近くの水路で犬が吠えるのを聞いたと報され、シーマスが落ちた場所から1マイル(約1.6km)離れたところで発見。排水管の中で濡れて身動きできなくなっていましたが、無傷で元気そうだったと語られています

 

そしてシーマスは、首輪にAirTag(と従来型のIDタグ)を着けていました。そのおかげでレスキュー隊員と飼い主がシーマスを追跡し、再会を果たすのに役立った、とのこと。飼い主は「レスキュー隊の対応には、ただただ圧倒されました」と感謝を述べています。

 

AirTagは2021年に発売されて以来、さまざまなかたちでニュースに登場してきました。ロストバゲージを見つける役に立った、盗難車を取り返す手がかりとなったこともあれば、ストーカーに悪用されたとの報道もありました。

 

今やAirTagをペットに着ける飼い主は珍しくなく、首輪用の装着アクセサリーも通販サイトでいろいろと販売されています。全世界に普及している数億台ものiPhoneによる「探す」ネットワークが、その信頼性を支えているといえそうです。

 

Source:ABC7NY
via:iMore

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