Twitter、SMSによる二要素認証を有料化! 3月20日以降、無料ユーザーは自動で無効に

ink_pen 2023/2/20
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Twitter、SMSによる二要素認証を有料化! 3月20日以降、無料ユーザーは自動で無効に
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Twitterは3月20日以降、SMSによる二要素認証(2FA)を有料プラン「Twitter Blue」加入者のみ使えることを発表しました。現在SMSの2FAを使っている無料ユーザーは、その時点で自動的に無効となります。

↑Twitter

 

この2FAは、アカウントの乗っ取りを防ぐためのセキュリティ対策。ログイン時にパスワード入力のほか、追加の認証方法を求めることで、本人以外がアカウントにアクセスしにくくする仕組みです。

https://twitter.com/TwitterSupport/status/1626757587524890624?s=20

 

Twitterの公式発表は、電話番号ベース(SMS)の2FAは「悪質業者に利用されたり、悪用されたりする」ことを確認したため、この決断に至ったと説明しています。が、イーロン・マスク氏に買収される以前からTwitterはSMS関連サービスを縮小し続けており、今回の件も経費節約のためではないかと推測する声もあります。

 

またTwitterの公表した透明性データによると、2021年12月時点で2FAを使っているユーザーはわずか2.6%で、そのうち74%がSMSを使っていたことが判明しています。つまり、大半のTwitterユーザーには関係ないものの、2FA利用者には影響が大きいかもしれません。

 

もっとも無料ユーザーでも、認証アプリやセキュリティキーによるものは3月20日以降も利用できます。今後も2FAでセキュリティを確保したい人は、そちらに切り替えることをおすすめします。

 

Source:Twitter
via:The Verge

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