人命救助のさいに落としたiPhone 11、水深7mで1週間も生き延びる!

ink_pen 2023/3/6
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人命救助のさいに落としたiPhone 11、水深7mで1週間も生き延びる!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

iPhoneが防水仕様になってから数年が経ちましたが、アップル公称の数値を超えた水深でiPhone 11が1週間も生き延びたとの報告が届けられています。

↑防水仕様のiPhone

 

ブラジルのメディアG1によると、学生のブレノ・ラファエル氏は首都ブラジリアにあるパラノアー湖でカヤックを漕いでいたところ、溺れている女性を発見。ラファエル氏はためらうことなく、すぐに水に飛び込んで女性を救ったそうです。そして湖岸まで連れて行った後、自分のiPhone 11をなくしたことに気づきました。

 

ラファエル氏はそのiPhoneを諦めていましたが1週間後、ダイビングのインストラクターのエディニョ・ロシャ氏が生徒たちとナイトダイビングをした際に、水深7mでiPhoneを発見したのでした。

 

ロシャ氏は水中から引き上げたとき、このiPhoneは使えないと思っていたそうです。が、実際には画面が動いており、iPhoneの緊急メニューから持ち主を確認し、SNS上で呼びかけたそうです。

 

その投稿を見たラファエル氏は、ロシャ氏のもとを訪れました。本人確認もかねてiPhoneにパスコードを入力してもらったところ、ロックを解除できて持ち主だとわかるとともに、何ごともなかったかのように使えたとのことです。

 

最初の防水対応iPhoneはiPhone 7であり、最大水深1mまで30分間耐えられるIP67認証を取得していました。そしてラファエル氏のデバイスはiPhone 11であり、水深2mまで、最長30分耐えられるIP68認証を受けています。つまり、アップルの公称値を遙かに超えて生き延び続けたことになります。

 

とはいえ、アップル公式の1年保証は、水を含む液体による損傷は対象外。いざというときのことを考えると、水没も対象となる有料保証サービスAppleCare+に加入しておくのもよさそうです。

 

Source:G1

via: 9to5Mac

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