Twitterが「ダイレクトメッセージ」を改良。音声やビデオ通話も導入間近

ink_pen 2023/5/11
  • X
  • Facebook
  • LINE
Twitterが「ダイレクトメッセージ」を改良。音声やビデオ通話も導入間近
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Twitterは今週初めにiOSとAndroid版の公式アプリをアップデートし、ダイレクトメッセージ(DM)の送信機能を改良しました。さらに近日中に、ユーザーは誰とでも音声やビデオ通話ができるようになると予告しています。

↑ますますコミュニケーションが活発になる?(画像は「Twitterスペース」)

 

これはTwitterのイーロン・マスクCEOが、自らのアカウントで発表しました。

 

マスクCEOによると、DMの最新メッセージだけでなく、過去スレッド内のあらゆるメッセージに返信できるようになったとのこと。さらに、各メッセージに絵文字リアクションも追加できます。要は、あらゆるチャットアプリで当たり前にできることが、TwitterのDMでも可能になりました。

 

さらに米現地時間5月11日からは、DMの暗号化をスタートする予定。暗号化されたメッセージはTwitter運営からも読めなくなるため、プライバシー保護が大きく前進することを意味しています。

 

加えて、Twitterは新たな音声・ビデオチャット機能に取り組んでいるそう。ゆくゆくは「このプラットフォーム上の誰とでも」通話できるようになり、「電話番号を教えることなく、世界中の人と話すことができるようになる」とマスクCEOは予告しています。

 

現在も「Twitterスペース」を通じてリアルタイムで音声による会話もできますが、参加者を限定できず、一対一の通話も想定されていません。Twitterでの音声・ビデオ通話が可能となれば、Facebookメッセンジャーなどと競合することになりそうです。

 

Source:Elon Musk(Twitter) 
via:9to5Mac

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で