ゲーム&ホビー
2024/12/18 20:30

「PSP」が見事に変身! 海外で話題の「PS Placeable」とは?

ソニーの携帯ゲーム機「PlayStation Portable(PSP)」は今なお根強い人気がありますが、海外では有志がそれを「PlayStation 2(PS2)」のような据え置き機に改造した「PS Placeable」が出現しました。

↑人気を呼ぶ「PS Placeable」(画像提供/Retro Mod Works)

 

これは、レトロゲーム機の改造を専門とするRetro Mod Works社が販売している物。同社は「画面が壊れたPSPをミニチュアのPS2に変え、Bluetoothコントローラーを接続できるようにして、テレビにつなげるようにしよう」と思い付き、本当に実現してしまいました。

 

その取り組みがYouTubeチャンネルのMacho Nacho Productionsで紹介されて、大きな注目を集めることに。組み立て済みのPS Placeableは274.99ドル(約4万2000円※)ですが、たちまち売り切れてしまいました。

※1ドル=約153.7円で換算(2024年12月18日現在)

 

その一方、同社はユーザーから送られてきたPSPを改造するサービスを174.99ドル(約2万7000円)で提供しています。もっとも、初代PSP(PSP-1000)はビデオ出力がなかったため、対象となるのはPSP-2000とPSP-3000だけ。

 

このプロジェクトを一手に担うDan氏は、UMDドライブを維持しながらBluetoothコントローラーに対応することを望んでいたと語っています。このPS PlaceableでもUMDドライブは生きており、ディスクを入れてプレイすることができます。

 

もしUMDドライブにこだわりがなければ、ビデオ出力付きでBluetoothコントローラーも使えるPSP Goを手に入れることは難しくなさそうです。とはいえ、小さなPS2のようなPS Placeableは部屋のインテリアにもなり、マニア心をくすぐりそうです。

 

Source: Retro Mod Works
via: The Verge