ソニーの携帯ゲーム機「PlayStation Portable(PSP)」は今なお根強い人気がありますが、海外では有志がそれを「PlayStation 2(PS2)」のような据え置き機に改造した「PS Placeable」が出現しました。
これは、レトロゲーム機の改造を専門とするRetro Mod Works社が販売している物。同社は「画面が壊れたPSPをミニチュアのPS2に変え、Bluetoothコントローラーを接続できるようにして、テレビにつなげるようにしよう」と思い付き、本当に実現してしまいました。
その取り組みがYouTubeチャンネルのMacho Nacho Productionsで紹介されて、大きな注目を集めることに。組み立て済みのPS Placeableは274.99ドル(約4万2000円※)ですが、たちまち売り切れてしまいました。
※1ドル=約153.7円で換算(2024年12月18日現在)
その一方、同社はユーザーから送られてきたPSPを改造するサービスを174.99ドル(約2万7000円)で提供しています。もっとも、初代PSP(PSP-1000)はビデオ出力がなかったため、対象となるのはPSP-2000とPSP-3000だけ。
このプロジェクトを一手に担うDan氏は、UMDドライブを維持しながらBluetoothコントローラーに対応することを望んでいたと語っています。このPS PlaceableでもUMDドライブは生きており、ディスクを入れてプレイすることができます。
もしUMDドライブにこだわりがなければ、ビデオ出力付きでBluetoothコントローラーも使えるPSP Goを手に入れることは難しくなさそうです。とはいえ、小さなPS2のようなPS Placeableは部屋のインテリアにもなり、マニア心をくすぐりそうです。
Source: Retro Mod Works
via: The Verge