東京・お台場の日本未来科学館にて5月30日まで開催されている企画展「GAME ON」。テレビゲームの歴史が一望でき、さらにその時代を代表するゲームが遊べるうえ、最新のVRも楽しめる(要予約)ので連日大盛況となっています。
その「GAME ON」とIngressのコラボイベントが4月27日に開催されました。日本未来科学館といえば、高画質LEDを搭載した大型地球儀のジオ・コスモスが有名。普段は現在の地球の雲の動きや地球の変遷がわかる「軌跡」などが映し出されていますが、今回はなんとIngress仕様と言うことで、インテルマップを表示していました。それはもう迫力の一言で、集まったエージェント(Ingressプレーヤー)も大興奮のご様子。さらにイベント直前で行われたプチアノマリー(バトルイベント)の結果も表示されるなど、2度とは観られない光景を映し出していました。
今回のイベントは東北で行われたIngressイベントでナイアンティックのCEOのジョン・ハンケ氏が来日したこともあり、ハンケ氏とのミートアップイベントとしての側面もありました。
そして、さらに6番目となるIngressコラボ企業がオートバックスセブンであることも発表されました。現状では日本の596店舗をはじめ、台湾やタイ、シンガポール、フランスなどの世界各国の店舗もポータル化することが決まっています。店舗のポータル化(アイテム入手や陣地拡大など様々な行為の基本となる拠点)だけでなく、さらなる企画もあるということなので、今後の発表に期待したいところ。また、オートバックスセブンの6名の社員がIngressコラボのプロジェクトリーダーとなり、その中の2名が登壇し、意気込みを語っていました。
すでにコラボ企業である伊藤園も新たな展開を発表。一見、自動販売機に見えるマシン「XM Profiler」を公開した。設置された「XM Profiler」はIngressと連動し、ポータル化するだけでなく、そのポータルのオーナーであるユーザーの名前やMODアイテムをデプロイ(拠点にアイテムを設置すること)したユーザー名が画面に表示されます。オーナーを維持した期間のランキングも掲載され、近隣の勢力図もわかるように。攻撃されたり、デプロイしたりすると、スキャナーと連動していろいろな色に光ります。ポータルレベルが8になると特別な映像も流れるので、是非とも仲間を募ってレベル8にしたいところです。
Ingressが現実世界をゲームで拡張するAR機能を有しているとするならば、「XM Profiler」はゲームの世界を現実で拡張するマシンといったところ。本マシーンは、明日5月14日14時にお台場ビーナスフォートの伊藤園の自動販売機の隣に設置されます。Ingressユーザーならぜひ行ってみましょう!
今回のイベントは急な告知にも関わらず約400名ものエージェントが集まり、熱気に満ちあふれていました。イベントの集客人数が回を重ねるごとに増えているので、それだけの人数をまかなえる場所の確保に苦労し、ようやく適した場所をみつけることができたとのこと。7月には東京で大きなイベントの開催を発表しており、ますます勢いに乗るIngress。未体験の方は、ぜひダウンロードしてみて下さい。
【アプリ情報】
「Ingress」 (C) Niantic Inc.
ダウンロード無料(App内課金あり)
iOS/Android対応
【URL】
Ingress(iOS) https://itunes.apple.com/jp/app/ingress/id576505181?mt=8
Ingress(Google Play) https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticproject.ingress&hl=ja