今年10月、消費税が8%から10%に増税となります。もちろん高価格な製品ほど増税の影響は大きいですが、必ずしも“駆け込み買い”が得とは限りません。今回、テクニカルライターの湯浅さんにおすすめしてもらったのは、ちょっとお高めの「ホビーアイテム」。
「ホビー系の高額アイテムは、基本的にそれほど頻繁には新製品が登場しません。大人向けのものだと値引率も低い傾向があるので、増税前に買いたいと思ったなら、素直に買ってしまうのが一番です」(湯浅さん)ということで、“買うべきモノ”をしっかりと見極めて、増税前後の「勝ち組」になりましょう!
【その1】クラウド常時接続で日々「成長」していく好奇心旺盛な自律型ロボット
ソニー
aibo
36万9360円(※1)
イヌ型のAI搭載ロボット。クラウドに常時接続されており、aiboのカメラやセンサーを通して得たデータが蓄積されることで、それぞれが個性を獲得しながら成長していきます。2019年限定カラーモデル「aibo チョコ エディション」も登場しました。
<狙い目のワケ>
「aibo特有の月額料金にも消費税がかかります。一括払いも可能なので増税前に3年分支払っておけば、その期間は増税の影響を受けず、おトクにaiboとの生活を楽しめます!」(湯浅さん)
【その2】4K画質の本格的な空撮映像を手軽に撮影できる!
DJI
MAVIC2 PRO
19万4000円
小型の空撮用ドローン。最大31分(※2)の飛行が可能で、12MPカメラを用いた写真撮影や4K動画撮影ができます。被写体を自動で追いかけて撮影する「アクティブトラック」機能も備え、初心者からプロまで、どのレベルのユーザーでも本格的な空撮を行えます。
<狙い目のワケ>
「伝送距離・速度・画質・安定性など、どれをとってもプロ仕様。2016年発売の初代に続き、昨年8月に登場した新モデルなので、いま買えば長く使い続けられるはず」(湯浅さん)
【その3】VR空間で自由に動けるVRヘッドセットの最高峰
HTC
VIVE PRO スターターキット
14万3640円
ハイエンドPCと接続して使用する、本格的なVRヘッドセット。動きを検知する「ベースステーション」を室内に設置することで、現実と連動してVR空間内を歩き回ることが可能。ヘッドセット本体とコントローラー、ベースステーションのセット。
<狙い目のワケ>
「高価なだけあり、高い没入感と映像の美しさは魅力。視線追跡機能が追加された『VIVE Pro Eye』がCESで発表され、近々登場予定なので、それを待つ選択もアリです」(湯浅さん)
※1:aibo本体および、ベーシックプラン3年間、ケアサポート3年間の合計。同額を35回の分割払いにする「ワンワンプラン」(1万1880円/月、初月のみ1万1580円)も用意されています
※2:無風、25㎞/hの一定速度での飛行時
※3:「汎用ラケット」は4500円。使用するには「VIVEトラッカー」(1万2500円)が必要