2020年に生まれた新しい生活様式や価値観が定着し、21年は制限のある暮らしのなかで心地良く過ごす方法を追求する年だった。続く22年はどんな一年になるのか。ここでは家電・デジタルのトレンドを、各ジャンルのプロが断言!
※こちらは「GetNavi」 2022年2月号に掲載された記事を再編集したものです
【Steam Deck】 パワフルすぎる携帯型ゲーミングデバイス
バリエーション豊かなPCゲームの世界が手の中に
日本でゲームといえばまだ家庭用の専用ハードを思い浮かべるが、最近はPC向けのゲームに勢いがある。
「大手製だけでなく、小規模なチームが作るユニークなゲームが魅力。幅の広さと進化の早さではPCゲームが優位です」(西田さん)
PC用ゲームがそのまま動くポータブル機が数年前から登場しているなかで、決定版になりそうなのが“Steam Deck”だ。
「PCとしては低価格でありながら、ポータブル機としては圧倒的な高性能。日本でPCゲームがよりメジャーになるきっかけになるかもしれません」(西田さん)
【ヒットアナリティックス】 日本でPCゲームを根付かせる第一歩に
海外で続くPCゲーム市場の成長が、携帯ゲーム機の世界に。「携帯」というには大柄だが、日本でPCゲームを根付かせるには、価格・サイズ両面で注目の存在。まずはヘビーなゲーマーから浸透していくことに。
【紹介したのはコチラ!】
PCより手軽&安価でゲームがサクサク楽しめる
携帯ゲーム機
2022年発売予定
Valve
Steam Deck
国内価格未定 ●海外では399ドル〜
PC用オンラインゲームストア「Steam」と連動する携帯型ゲーム機。Steamで買ったPC用のゲームがそのまま楽しめる。従来の携帯ゲーム機より圧倒的に高性能だが、価格的にはPCほど高くないのが特徴だ。
【そのほかのヒット候補01】
携帯ゲーム機
2021年12月発売
ハイビーム
AYA NEO 2021
実売価格13万5700円(1TB)
PCそのものを小型化し、ゲーム機として使えるようにしたもの。Steam Deckよりも高価ではあるが、購入してすぐに楽しめる。Windows OSを搭載しているので、普通のPCとして使えるのもポイント。
【そのほかのヒット候補02】
携帯ゲーム機
2021年9月発売
テックワン
ONEXPLAYER 1S(Super Edition)
実売価格17万3800円
2021年7月に発売した「ONEXPLAYER」の新モデル。発熱を抑えつつ、両手に持ってゲームができるサイズを実現した。また、本体背面には最大65度のキックスタンドを備えており、テーブルの上でゲームや映画を快適に楽しむことができる。