2016/7/16 23:17

ミニ四駆ってこんなことになってたの!? 「3Dプリンタ×ミニ四駆」で触れるものづくりの最先端

7月16日(土)、東京・品川のコクヨ エコライブオフィス品川にて「カーデザイナーと作る初めてのFabミニ四駆ワークショップ!」が開催されました。

 

Fabミニ四駆とは、「Fab=fabrication=製造」の意味にあやかり、自作のパーツを使ってマシンを作ったり、走らせたりするミニ四駆の楽しみ方。

 

ものづくりをする人を支援する東京・渋谷のカフェ「FabCafe」が、CNC(コンピュータ制御)切削ツールなどを使ったパーツ作りのワークショップを定期的に開催しており、デジタル工作機械に興味を持つ人たちを中心に盛り上がりを見せています。

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上の写真はハイレベルな技術を持つレーサーのマシン。様々な箇所が可動します。

 

タミヤの公認競技会(レース)は「同社製のグレードアップパーツ(改造パーツ)のみ使用可」という規則に沿って行われますが、Fabミニ四駆は木や塩化ビニルなど様々な素材を使ってOK。ミニ四駆というホビーの懐の深さを改めて感じさせてくれる遊び方です。

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今回のワークショップは、レース大会「Fabミニ四駆カップ」と同時開催。

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大会委員長はカーデザイナー根津孝太さん(znug design)[写真右]、副委員長はプロダクトデザイナー&スマイルメーカーのやまざきたかゆきさん(pdc_designworks)[写真左]。

 

自分のFabミニ四駆を見てもらうなどプロデザイナーのお二人と交流が図れるのも、このイベントの大きな魅力。また、レースという目的を持つことで、デジタル工作機械を使いこなそうというモチベーションにもつながっているようです。

 

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ワークショップは、ミニ四駆をまだ作ったことがない、レースに参加したことがない子どもや大人のビギナーが対象で、参加費は2500円。マシンに加え、「t-o-f-u」のオリジナルボディ、「西千葉工作室」のオリジナルローラーが付属します。ボディを好きな色でペイントして、世界に1つのFabミニ四駆を作ろう、という内容です。

 

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オリジナルボディは、まず3Dプリンタでボディの型を出力。

 

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サーフェイサーを吹いて磨くと、ベースが完成です。

 

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そのベースをもとにバキュームフォームして切り出したボディが参加者に配られました。

 

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ペンで好きな色に塗っていきます。

 

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t-o-f-u」は、カーデザイナー2人のユニット。近未来的なデザインがお見事です。

 

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西千葉工作室」は、千葉県・千葉市にある、ものづくりをサポートする工作室。ローラーは、アクリル板をレーザーカッターで切り出して染色したもので、マシンをカラフルに彩ってくれます。

 

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会場には3DプリンタやCNC切削ツールメーカーのブースが最新機種を展示。作動する様子を子どもたちが熱心に見つめていました。今回のワークショップをきっかけに工作に興味を持ち、日本のものづくりの未来を担ってほしいですね!

 

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マシンができたら、早速レース大会!作って、走らせて、ビギナーもミニ四駆を存分に楽しめたのではないでしょうか。今後もFabミニ四駆の広がり、進化に期待したいです。

 

【URL】

FabCafé http://fabcafe.com/tokyo/

※Fabミニ四駆は、タミヤのミニ四駆公認競技会には出場できません。