【街中華の名店】納豆とねぎ好きならマスト! 渋谷に2店舗構える「山之内」には魔性の激ウマメニューあり

ink_pen 2018/8/18
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【街中華の名店】納豆とねぎ好きならマスト! 渋谷に2店舗構える「山之内」には魔性の激ウマメニューあり
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

街中華のなかには、ときに個性的な料理が名物となっている店がある。今回紹介する、キラー通りの「中華風家庭料理 山之内 神宮前店」もそんな一軒だ。たとえば、冷やし麺タイプの「ねぎそば」。夏季限定ではなく、冬でもオーダーが絶えない同店の大定番である。ほかにもトガったメニューが異彩を放つ、同店の魅力をお伝えしよう。

 

 

シンプルなねぎそばと納豆チャーハンはクセになるウマさ

この「ねぎそば」は見た目こそ非常にシンプルであり、使われている食材も必要最低限。麺のうえに白髪ねぎと刻みチャーシューがのり、茶褐色のタレがかかった潔さ満点の一品だ。

↑「ねぎそば」700円(夜は750円)。ゆるやかにウェーブのかかった中細麺は115gで、のど越しがよくなめらかな食感だ

 

ところが、ひと口食べると箸はもう止まらない。特製のしょうゆダレは程よい濃さで、シャキっとしたねぎとも相性抜群。シンプルゆえに単調になるかと思いきや、それぞれのキャラクターが際立っているのでまったく飽きることがない。しかも、さらに味のマンネリ化防止に一役買っているのがチャーシューだ。

↑豚の肩ロースを約2時間半煮込んだチャーシュー。隠し味に使われた八角が、妖艶な風味を醸し出している

 

ただ、肉の存在感をプラスするだけではない。八角という、本格中華でおなじみの甘味を帯びた香辛料が隠し味に使われており、これが好アクセントを演出する。なお、「納豆ねぎそば」(850円で、こちらは昼も夜も同価格)というさらに個性的なメニューもあるのだが、この納豆自体も「山之内」の魅力だ。

↑「納豆チャーハン」850円。パックで売られている一般的な納豆を使っているが、熟練の技でひとつになっておりとにかく味のバランスがいい

 

いくつかの納豆メニューがあり、なかでも多くのファンを持つのが「納豆チャーハン」。納豆だけでなく、細かく刻んだにんじんが入っているのも特徴で、ほんのりと甘みを加えている。そして一般的なチャーハンよりしょうゆの味が強めになっており、これは納豆との相性をよくするためのテクニックだ。

 

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