ヘルスケア
2017/3/8 17:50

面倒な体調管理がもっと楽にできるようになる! 着眼点が素晴らしい「スマホ連携ヘルスケアガジェット」3選

体調管理って、意外とめんどくさいですよね。仕事が忙しいと、不調のサインが出ていてもスルーしてしまいがち。しかし最近はスマートフォンの登場によって、健康管理も変わってきています。

 

そこで、もっと楽に健康的な毎日を送るためのスマホ連携グッズを集めてみました。どれも着眼点が素晴らしく、「こんなの欲しかった」と思うようなヘルスケアガジェットばかり。季節の変わり目になると体調を崩しやすい方は必携ですよ!

 

【その1】スマホで飲み薬を管理できる「Memo Box Mini」

ひとつめは、スマートピルケースの「Memo Box Mini」。花粉症や風邪、頭痛などで飲み薬が手放せない人も多いでしょう。薬は、薬局での説明を聞くと結構飲むタイミングが意外とシビア。起床後、食前、食後とバラバラなことも多く、薬の種類が増えると、把握しきれないことも……。

 

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「Memo Box Mini」はそんなときに活躍してくれるアイテムです。一見ただの小さなピルケースですが、スマートフォンと賢く連携。あらかじめ登録した時間になると画面に通知を出して、薬を飲むように教えてくれます。

 

それだけなら「カレンダーアプリと変わらないんじゃない?」と思うかもしれません。この「Memo Box Mini」の機能は、まだまだあります。まず時間になると本体が振動して、LEDや音と共に投薬時間を通知。飲み薬を把握しておけば、本体だけでも十分事足りるでしょう。

 

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さらに薬の2回飲みに対する警告や、飲み忘れを家族に通知する機能もあります。もしおじいちゃんおばあちゃんが薬を飲み忘れていたら、電話してあげれば軽く世間話をするいいきっかけになるはず。

 

「Memo Box Mini」は現在クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」にてプロジェクトを行っており、20ポンド(約2900円)にて予約可能です。出荷は2017年の3月を予定しており、全世界への出荷にも対応しています。

 

【その2】スマホで室温を管理できる「Thermo Peanut」

つづいては、目には見えない室温をかしこく監視してくれる「Thermo Peanut」。体調管理で気をつけないといけないもののひとつが、室温。寒すぎて体力を消耗しては元も子もありませんし、逆に部屋を暑くしすぎて水分不足になるのもよくありません。

 

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「Thermo Peanut」は通常の温度計とは違い、小型サイズのセンサーを部屋の壁などにピタッと貼り付けることで、スマートフォン経由で簡単に部屋の温度を把握できます。

 

例えば、赤ちゃんのいる部屋の温度はできるだけ一定にしてあげたいですよね。そんな用途にも、このガジェットはピッタリ。さらに従来の温度計とは違い、その場にいなくても室温が監視できるんです。

 

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さらに複数の「Thermo Peanut」を利用して、さまざまな部屋の温度を一度に把握することもできます。例えば浴室と脱衣所での極端な温度差は、ヒートショックを引き起こす可能性も。それに備えて、お風呂場に「Thermo Peanut」を設置して室温を監視。もしお風呂場が冷え切っていたら、部屋を温めておくといった対応もできます。

 

それ以外にも普通の温度計には真似できない機能として、離れた場所からの冷蔵庫の温度監視も可能! 本体がマイナス20度まで測定可能なのを生かして、冷蔵庫に貼り付ければ扉の開けっ放しなどに気づくことができるのです。

 

「Thermo Peanut」は現在オンラインショップ「caseplay」などで、4298円で販売中。

 

【その3】スマホで体内の水分を管理できる「LVL」

最後は、ウェアラブルガジェットの「LVL」。体内の水分は、汗や尿などとして失われます。これは、気になる体内の水分量を腕にはめるだけでモニターしてくれるアイテム。

 

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「LVL」は体内の水分量だけでなく、心拍数やアクティビティを同時に測定。そしてワークアウトの強度により、リアルタイムに「どれくらいの水分が必要なのか」を教えてくれるのです。ディスプレイにも体内の水分量だけでなく、心拍数が表示されているのがわかりますね。

 

本体内部には赤外線センサーと業務レベルの心拍数センサーを搭載。正確なデータから導き出される水分摂取の指示は、なかなか興味深いもの。

 

また睡眠状態をモニターすることにより、レム睡眠などの睡眠サイクルを知ることができます。さらに、「LVL」は睡眠やアクティビティ、水分摂取が自分にどのように影響するかも教えてくれるのです。またスマートフォン(iOS、Android対応)向けアプリでは、詳細なデータを閲覧できます。

 

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この「LVL」は現在、公式サイト上で仮予約を受け付けており、2017年の8月に出荷予定。価格は149.99ドル(約1万7000円)で、日本への配送にも対応しています。水分摂取のタイミングがわからない方にうれしいアイテムではないでしょうか。

 

上記のスマートデバイスがあれば、ほんの小さな気配りで病気を遠ざけることが可能。スマホをもっと上手に活用して、もっと楽に健康に気を遣っていきましょう!