ヘルスケア
体重計・体組成計・活動量計
2019/11/29 20:00

実は革命的な製品です! まるでスマートウォッチのような「ウェアラブル血圧計」がついにオムロンから

オムロン ヘルスケアは、腕時計サイズの小型で手首での血圧測定を実現した「オムロン ウェアラブル血圧計 HCR-6900Tシリーズ(HeartGuide)」を、12月3日に発売します。

 

同製品は、独自に開発した幅の狭い新構造のカフや主要部品を一新し、常時手首に装着可能な腕時計サイズを実現したウェアラブル血圧計です。測定方式は、病院の自動血圧計や家庭用血圧計に従来から使用されているオシロメトリック法を採用しています。

日本人の死因で、1位は「がん」ですが、続く2位は心筋梗塞や心不全などの「心疾患」、3位は脳梗塞や脳出血などの「脳血管疾患」で、これらは高血圧が起因するといわれています。また、日中の大きな血圧変動は、心筋梗塞や脳卒中などの脳・心血管疾患の発症リスクを高める因子となる可能性もあります。

今までの家庭用血圧計では測定の場所が限定されるため、日中の血圧変動を捉えることができませんでしたが、ウェアラブルになったことで、日中の行動下など、気になった時の血圧をいつでも簡単に医療精度で測ることができます。

血圧測定では、動脈をカフでしっかりと圧迫することが必要ですが、従来のカフ構造では、カフ幅が狭くなると動脈を十分に圧迫することができないため、小型化を実現する上で大きな技術的課題となっていました。同製品はカフ構造を見直し、従来は1つのカフで実現していた機能を、複数のカフを配置しそれぞれのカフの機能を最適化することで、従来の約50%というカフ幅で、十分な動脈の圧迫を可能にしました。

 

また、圧力センサや空気を制御するための弁など、血圧測定に必要となる主要部品も独自に開発し小型化しており、本体容積を当社従来手首式血圧計から約65%小型化し、約35%までコンパクト化。このような独自の開発により、腕時計サイズを実現し、医療機器としての薬事認証を取得しています。

また、血圧の変動に関連性のある運動(歩数)や睡眠時間も測定可能で、血圧値と合わせて、専用のアプリ「HeartAdvisor」で管理できます。運動や睡眠といった生活習慣と血圧変動の関係など、自分の血圧の特徴を知ることができ、生活習慣改善などに役立てられます。

 

腕時計型のウェアラブルデバイスって血圧も測れるのが普通じゃないの? と思う人もいるかもしれませんが、実は非常に難しい技術。

一部モデルには血圧を測れると謳うものもありますが、あくまで簡易的なもので医療機器ではありません。

本モデルが画期的なのは、薬事認証を取得しつつ、サイズをこの大きさに抑えている点。

隠れ高血圧などが健康リスクとして認知されつつあるなかで、本デバイスが果たす役割は非常に大きいといえるでしょう。