オンラインでのコミュニケーションが多い昨今は、特にカメラに映る上半身の印象が仕事のパフォーマンスに影響する。いまこそ、男性用コスメをガジェット感覚で取り入れて清潔感を爆上げしよう!!
※こちらは「GetNavi」 2021年3月号に掲載された記事を再編集したものです。
スキンケアやメンズメイクが“ニューノーマルな仕事術”に
テレワークの普及でオンラインでの会議や商談が増加。画面越しでは相手に伝わる情報が限定されるため、顔周りの“印象対策”が仕事のパフォーマンスに大きく影響を与える。しかし、20-30代ヤング層、40-50代ミドル層の男性それぞれへの意識調査(2020年11月/マンダム調べ)では、ミドル層はヤング層と比べてオンライン画面での印象対策をしていない人が2倍以上いることが明らかとなった。
Q.画面に映る自分の印象を良くする対策をとったことがありますか?
■対策内容の上位
マンダム
ルシード フェイスカバーコンパクト 01
1650円
マンダムはミドル男性特有の肌色に対応したコンシーラーを展開中。指でサッと塗るとピッタリと密着してシミやクマ、毛穴を瞬時にカバーできる。
【美容賢者に聞いた! 大人男子のための清潔感UPギア選び】
自分の価値を上げて仕事のパフォーマンスもアップ!
ビジネスマンに向けて美容ハウツーを発信するインフルエンサー・宮永えいとさんを取材。大人男子が見た目を整えるべき理由や心得について聞いた。オススメギアも要チェック!!
アラサー以上は仕事のために身だしなみを
初めて自分の見た目の劣化を気にしたのは、26歳くらいのときでした。当時は原宿のヘアサロンで店長をしていたのですが、お客様から「お疲れですか?」と聞かれることが多くなったのです。それでまじまじと鏡を見てみたら肌がカサカサでクマがヒドく、疲労感に満ちた顔をしていたんですよね。くたびれて不潔感もあり、とても人前に出られる顔ではありませんでした……。20代前半はモテや就活のために見た目をかなり気にしていましたが、仕事に没頭するあまり自分のケアを怠り、いつの間にか“人にどう見られているか”ということへの意識が薄れてしまっていたのです。
本来のイキイキした、清潔感のある見た目を取り戻したいと一念発起して、まず着手したのはスキンケアです。特に“洗顔”に気を遣ってみることにしました。当時は身体を洗うついでに擦って洗顔していたのですが、顔は身体よりも皮膚が薄く、ボディソープでは洗浄力が高すぎて乾燥しがちになることをその当時初めて知りました。さらに摩擦はシワの原因にも。そこで、洗顔料を使うことから始めたんです。さらに、応急処置的に顔色を補正できるBBクリームを塗るように。そうするうちに健康的な顔を取り戻し、毎日のスキンケアやメンズメイクへの意識が高まっていったのです。アラサー以上の身だしなみの目的は“モテ”ではなく、ビジネスマンとして“きちんとした人間である”という印象を相手に与えること。これを念頭に置いて自分の外見を見つめ直してみると良いですよ。
根気強いメンテナンス習慣が“老い”と“渋味”の分かれ道
身だしなみを意識する第一歩として、皆さんにも洗顔習慣の見直しと、現状を把握して改善点を発見するために“鏡を見る”ことをオススメしたいです。鏡に抵抗がある方でも毎日丁寧に洗顔していれば、風呂場や洗面台で自然と鏡を見るようになります。筋トレ同様、慣れるまでは大変かもしれませんが、習慣化すれば日々の変化が実感できて次のアクションを取るのが楽しくなってきます! 試行錯誤するうちに、自分の肌に合ったケア方法も見えてきますよ。
加齢による見た目の劣化には抗えません。しかし日々のケア次第で“老い”を“渋味”に変えられます。革製品のように自分の“経年変化”を楽しみましょう!
【YouTube】身だしなみのイロハを精力的に発信
YouTube「オトナ男子LABO」では男性をターゲットとしてスキンケア、メイク、ファッション、ヘアスタイルなどの基礎知識・ハウツーなどを精力的に発信。特にアラサー以上のビジネスマンに高く評価されている。
【Book】心得やテクを惜しみなく収録
宮永さんがこれまで動画・講演会などで発信してきた、身だしなみにこだわることの重要性、見た目を改善するテクニックについてまとめられた一冊。アラサー以上が“オトコを上げる”ための新しい教科書となりそうだ。
大人男子の「超」清潔感ハック
KADOKAWA刊
1540円
【Brand】自身のブランド「レタッチ」を展開
“大人男子の身だしなみをアップデート”するブランドを1月に始動。第1弾はリップクリームとBBクリームだ。デザインや質感までこだわり抜いて開発。