ヘルスケア
2022/8/24 21:00

高山都さん、安井達郎さん夫妻が、2人で踏み出す新たなライフスタイル。大切なのは心身の「循環」

FYTTE × GetNavi webが開催する「カラダ、ココロ、整う」プロジェクトは、コロナ禍で生じた生活への変化を受けて、自宅をベースとした「カラダとココロのマネージメントを再定義する」を掲げて始まった企画です。主に、エクササイズや食事、そしてメンタルケアなどの情報を発信しています。

 

この度シーズン3を迎える本プロジェクトでは、パートナーと一緒にチャレンジする『ともに』というテーマに加えて、『ハイブリッド化』というテーマを導入し、アップデートを図ります。おうち時間が少しずつ減り、リアルとバーチャルを融合させた新しいライフスタイルが始まった世の中。そんな生活を充実させるためのサポートをしたいという思いが込められています。

 

そして、シーズン3のアンバサダーとして、モデルの高山都さん、安井達郎さんご夫妻に参加いただくことになりました。5月に入籍し、新たな生活を歩み出したばかりのお2人。本記事では、プロジェクトへの意気込みと、ご夫婦でカラダとココロについて心掛けていることをお聞きしました。

 

高山都(たかやま みやこ)

1982 年生まれ。モデル、女優、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動。趣味は料理とマラソン。「#みやれゴハン」として料理やうつわなどを紹介するインスタグラムが人気。 趣味のマラソンでは、横浜マラソン2016を3時間41分で完走の記録を持っている。著書『高山都の美食姿』(双葉社刊)シリーズ1~4も好評発売中。Instagram:@miyare38

 

安井達郎(やすい たつろう)

1988年生まれ。モデル。ファッション雑誌をはじめとした各種メディアで活躍するほか、MV監督など映像作家としても活動。ライフワークはVlog制作。健康でより楽しい生活を提案するソロプロジェクト「NEW VIDEO」も主催。Instagram:@tatsuroyasui

 

初デートでランニングへ。2人で走ればキツい距離も頑張れる

──まずは、ご結婚改めておめでとうございます! お2人での新生活はいかがでしょうか。

 

高山 ありがとうございます。1人から、相手がいる生活になって変化はしていますね。結婚前から家が近かったこともあり、一緒に食事をしたり、近所を散歩したりと、同じ空間で過ごすことは多かったのですが、共同生活が始まって、新たな発見が増えています。

 

安井 2人でチームとして行動することが多くなったので、コミュニケーションを取り合いながら新しい毎日を過ごしています。

 

──今回、アンバサダーとして参加いただく「カラダ、ココロ、整う」プロジェクトは「ともに」がキーワードとなっています。今現在、お2人で一緒に取り組まれていることはありますか?

 

高山 ランニングは、いつも2人で一緒にやっていますね。もともと私は走るのが好きで、ランニング歴は10年ほどになります。達郎くんも以前から走ることが日課だったので、2人で続けています。実は、私たち初デートがランニングだったんですよ。

 

──そうなんですか! それは素敵です。

 

高山 周囲からは、出来すぎた話じゃない?なんて言われます(笑)。当時、私が早朝ランニングを習慣にしていたのを見た達郎くんが「今度ご一緒していいですか?」と連絡をくれたのがきっかけでした。それまで、誰かと走ることはほとんどなくて、孤独にやっていたので、誘われてちょっと驚きましたね。

 

安井 僕は、週末に友達と一緒に走ってどこかに出かけることが多かったんです。それで、人と走ることには特に抵抗がなくて。なので、お誘いしたんですが「朝6時からでもいいですか?」って言われて……これは何か試されているのかと思いましたね…!

 

高山 (笑)。断られるかと思ったんですけど、早起きして来てくれました。不思議と2人で走るのがすごい面白くて。いつもと同じ場所を走るのでも、会話しながら進むと新たな気づきがあって、人と走るのも悪くないなって思えたんです。

 

──1人で走るのとパートナーがいるのとでは、やはり感覚が違いますか?

 

高山 そうですね。例えば長い距離を走るのも、1人だと重い腰が上がらなくてキツい時も多いですが、一緒にマラソンに出ようとか、2人の目標があると、しんどいのも半分になってやる気も出ますよね。

 

──お2人ともお仕事がお忙しいと思うのですが、どのように一緒に走る時間を作っているんでしょう?

 

高山 基本は、時間を固定せずに臨機応変にやっています。何か用事とくっつけるとラクだと思いますよ。コンビニに行く時など、ちょっとした時間を利用するんです。あと、どちらかがやる気がでないって時があると思いますが、そんな時は「あのお店のパンを買いに行こう」とか「そのままご飯を食べて帰ろう」とかご褒美的な目標を2人で設定するのがオススメです。

 

1日の食事スケジュールは朝確認。市販の料理もお皿に盛りつけて、食卓を楽しく

──高山さんは、レシピ集を出版されたり、Instagramに日々の食卓をアップされたり、毎日の食事にも気を遣っていらっしゃる印象です。お互いの食生活についても、お話しされますか?

 

高山 そうですね。達郎くんは、もともと健康オタクというか、身体と常に向き合っているタイプ。一方で私は、健康にはなりたいけどストイックな我慢は苦手なので、おいしいもので整えていきたいという考えなんです。なので、2人で無理ない範囲で気持ちよく健康バランスと食事のバランスを整えたいとは話しています。

 

安井 日頃から「食」については話していますね。それこそ、朝起きてすぐ「今日の夕飯何食べる?」って会話したりとか。その日のスケジュールを確認しつつ、何時に食べるのか、お昼は必要なのか、などコミュニケーションしています。

 

──1日の食事の予定を確認するモーニングルーティンがあるんですね。

 

高山 朝話しておくと、1日の食事の調整がつきやすくなるんですよ。朝から決めておかないと、夕方疲れた時に献立って考えられないので。だから、リクエストを聞いておいて、仕事のスキマ時間に必要なものをメモする。すると、帰りの買い物がスムーズになるし、忙しい時は旦那さんにメモをパッと渡してスーパーに行ってもらうこともできる。

 

安井 指示が的確なので、こちらも迷いなく買い物できます。

 

高山 食に対して、常に妥協したくない気持ちがあるんだと思いますね。メインの魚や肉以外にも、副菜をできるだけ、いろんな種類の野菜を取れるように、上手なバランスを考えたりとかも。

 

──Instagramで食卓の写真を拝見しています。品数が多くてすごいです!

 

高山 1つのサラダをボールいっぱい山盛り食べるのはツラいけど、調理法や味付け、見た目や食感を変えた野菜ならずっと楽しんで食べられるじゃないですか。そこは念頭に置いてメニューを考えています。

 

 

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──外食やお惣菜を買ってくることはないんでしょうか?

 

高山 全然ありますよ。Uber Eatsを頼んだりとか。でもそういう時も、いつもと同じ器を使って、盛り付けをします。プラスチックの容器に入ったまま食べると、なんだか味気ないし、どうしても食べ過ぎちゃうんですよ。でも器に移すと、自分の食べる量がちゃんと見えるので。面倒ではあるんですけど、食べ終わった後も片づけをしなきゃ、とかメリハリができるんです。疲れている時こそ、明日を気持ちよく迎えられるよう、やってみてほしいですね。

 

──安井さんは、独身時代と比べて食生活に変化はありましたか?

 

安井 もう、めちゃくちゃ変わりましたね。それこそ以前は、プラスチックの容器や鍋のままで食事をしていたんですけど、最近はお皿に盛り付けるようになりましたね。盛り付けることで目からもおいしいし、モチベーションが変わるなって気づけたので。

 

──それは大きな変化ですね。

 

安井 自分の中では革命的だったかもしれないです。健康にはもちろん興味があったんですけど、食べることに関しては、栄養摂取、作業みたいな部分があって……。同じものをずっと食べてても平気なタイプでしたし。一度の食事を意味あるものにする。そこは、結婚してから変わったことですね。

 

高山 私がエンタメ人間だからって部分が大きいかもしれませんね。食事はもちろん、ランニングなんかも、ワクワクするような楽しみがないと嫌になってしまうので。何か続けることは、わりと得意なんですけど、楽しいと思えることを、なるべく取り込んでいこうと意識しています。

 

安井 その考え方には、すごく影響を受けてますね。

 

高山 例えば、私は朝起きて寝室を出る時に、起きたままの状態にせず片づけをしてから出かけるようにしています。それは、今日の夜帰って来た時の自分と相手のこと考えて。できるだけ、気持ちよく生活が巡るように整える。生活の“循環”そしてココロとカラダの“循環”を大切にしているんです。

 

「心の筋トレ」の取り組み方を知りたい。心身ともに“巡らせる

──今回のプロジェクトでは、ユーザーさんと一緒に行うイベントやフィットネスもいろいろ企画されています。お2人がやりたいことやアイデアがあったら教えてください。

 

安井 実は僕、メンズ限定のヨガイベントを主催しているんです。『男前ヨガ』っていうんですけど(笑)。ヨガをやりたいけどちょっと教室に通いづらいとか、初心者だから恥ずかしい、という男性に参加してもらっています。

 

──それは楽しそうですね。

 

安井 1人では不安でも、同じ境遇の人で集まればチャレンジしやすいと思うので、そういったイベントが開催できたらいいですね。

 

高山 私も、コロナ前は皇居ランや朝ランニングをした後にメンバーと朝食を食べる企画などやっていたので、そろそろみんなと一緒に走りたいな、と。

 

──いいですね。ほかに、ユーザーさんと一緒に知りたいことや、勉強したいことがあったら教えていただけますか。

 

高山 私は「心のケア」について知りたいです。日常的にできるストレス緩和の方法や、具体的にどんな効果があるのか、専門の先生とお話できれば嬉しいです。一度、自分が心身ともに崩してしまった時期があって、その時は何も手につかないような状態になってしまったんです。体を動かそうとしても、心が元気じゃないと何もできないんですよね。身体の健康はもちろんですが、軸にある“心の筋トレ”の取り組み方を学びたいですね。

 

安井 僕もそこは興味がありますね。フィットネスの方法はYouTubeなどで勉強できることもありますが、心の筋トレは人それぞれ合う方法が違うと思うので、ユーザーの方に代わって僕らがいろいろ質問できたらと思います。人とのコミュニケーションや今だったらSNSとの付き合い方なども、テーマにしたいですね。

 

──コロナ禍を経て、メンタルケアの対処法も変化している可能性もありますよね

 

高山 そうなんです。ずっとリモートだった人が会社に行くことになったら、しんどかったりとか、不眠症の方も増えていると聞きました。自分が1回経験してるから、すごく辛いのが理解できるし、相談しづらいことも多い。なので、私たちが代表して学んだことをシェアして、心を整えるきっかけづくりができればと思います。

 

──最後にユーザーの方に、一言メッセージをもらえたらと思います。

 

高山 私は、心と体って本当に密接に繋がっていると思っていて、両方がちゃんといいバランスで巡っている人が美しいし、魅力的だと思っています。運動したり、おいしいものを食べたり、リラックスしたりして、心身ともにちゃんと巡らせられてる人、つまり“循環”できている人が、素敵だなと思います。なので、このプロジェクトで、皆さんと一緒に、そういった“循環上手”な人になれるよう学んでいけたらな、と思っています。

 

──心も体も毎日の生活も“循環”“巡らせる”ことが鍵になってくるわけですね。安井さんはいかがでしょうか。

 

安井 運動はしていたつもりなんですけど、メンタルの部分の健康も大切なんだなと妻の影響で感じています。今回の取り組みを通じて、「カラダとココロ」2つの接点を深く勉強させてもらって、皆さんと共有できればと思っています。

 

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撮影/村田 卓、まとめ/kitsune ヘアメイク/鎌田真理子(高山)、扇本尚幸(安井) スタイリスト/コダン