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照明器具
2025/3/8 19:00

手が空いてない時に便利すぎ!アプリ・音声操作で快適さが段違い「SwitchBot シーリングライト」

GetNavi&GetNavi webでは「ディープなモノ情報が知りたい、モノ談義もしたい」という想いを叶えるこだわりのコミュニティ「GetNavi Salon」を運営中! 本連載では、メンバーの製品レビューをご紹介します。

 

今回取り上げる製品と、レビュワーはこちら! GetNavi Salonで2024年12月に実施した、サロンメンバーが「欲しいもの」をリクエストし、モニターレビューする企画の当選品です。

 

SwitchBot シーリングライト
価格:7580円(税込)

照明とスマートリモコンを兼ね備えたシーリングライト。ハブ機能が内蔵されており、SwitchBotハブミニがなくても、ほかのSwitchBot製品を遠隔操作/音声コントロールできます。

 

GetNavi Salonメンバー:スーさん

自宅をスマートホーム化しようと、まい進中! 目下の悩みは子供の電気の消し忘れ……。次なる目標は「人感センサー&スマート電球」による、階段とクローゼットの自動照明化。

 

ギラギラ感のない、自然に近い明かり

2024年暮れに届き即日設置し、年末年始に快適なライト生活を堪能できました。以前のシーリングライトのスペックが2段階調光の蛍光灯で、今回のSwitchBot製が無段階調光・調色LEDのアプリ連携・音声操作可能モデルですので、調整幅は大きくアップしました。

 

まずはメインの光源、以前のものとSwitchBot シーリングライトの内部の比較です。

もう、まったく違います!

 

取り付け穴(金具)は規格サイズのため、取り外し→取り付けは5分もあれば誰でも完了してしまうと思います。

 

カバーを付けたシルエットはあっさりしたもの。見上げてマジマジ見るものでもないので、可もなく不可もなくといった印象です。

明かりは、LEDチップが光学レンズに覆われ光を拡散するためか、ひと昔前のLEDライトで感じた刺すような光というかギラギラした感じは一切ありません。自然に近い明かりの基準値、 ”演色性” がRa90に達するのも納得です(一般的にRa80以上で色の再現性が良いと言われています)。

 

リモコンはこんな感じ。

↑単4形のアルカリ乾電池×2本が付属します

LEDシーリングライト系のリモコンと大きな違いはないですが、電源ONでなめらかに点灯し、OFFでなめらかに消灯するさまは目に優しそうで、また高級感があります。

 

リモコン下部のボタンでシーン別設定ができます。

読書 → 強めの白色(青みがあり、さわやかさのある昼光色)
くつろぎ→ 弱めの暖色(オレンジがかった暖かみのある電球色)
食事→ 強めの暖色(オレンジがかった暖かみのある電球色)

 

シーリングライト本体を写しても色がよくわからないので、本と、スキレットで焼いた丸干しいわしを照らしてみました。読書モードでは本の文字がくっきりと見え、食事モードでは丸干しいわし焼きの照りの感じが一番良く出ていました。

メモリ設定ボタンは、ボタン3秒押しで現在の設定を記憶してくれます。

 

アプリ・音声操作で快適度が倍増! でも気になる点も……

ここからがアプリ連携できる強み! SwitchBotアプリで各シーンの調色・調光などが無段階で変更、設定ができます。

 

左が各シーンの光量・ケルビン(色合い)の調整画面、右が点灯・消灯時間などの設定ができる画面。

さらに、我が家ではAmazon Alexaと連携させEcho Dotに話しかけることでライト操作できるようにしました(Google アシスタント や Siri などでも操作可能です)。以下は一例です。

「アレクサ、ライトを点けて」
「アレクサ、ライトを少し暗くして」
「アレクサ、ライトを くつろぎ にして」
「アレクサ、ライトを消して」

アレクサ + デバイス名 + 操作内容でほとんど操作可能なので、もうリモコンいらずで使っています。手が塞がっているときや手が汚れているときに、「ちょっと明かり点けて」感覚で対応してくれるのが便利すぎて、家族は「寝室やリビングもコレにしたい」と言うほど気に入ってくれています。

 

ちなみにSwitchBot シーリングライトが複数ある場合は、アレクサ + 設定した部屋名 + デバイス名 + 操作内容 で操作可能です。

 

ここでちょっと不親切かな? と思ったのが、デバイス(シーリングライト)設定やAlexa、Google アシスタント、Siriなどと連携するとき、能動的に調べないと設定が難しい点。簡単に書くと、

 

(1)SwitchBotアプリのインストール
(2)部屋設定(リビング、シアタールーム、洋間など)
(3)デバイス(シーリングライト)設定
(4)Alexa / Google アシスタント / Siri などと連携

 

これにより音声入力まで可能になりますが、取説や製品サイトでも「設定順」のように書かれていないので、なんとか手探り状態で設定しました。

↑取扱説明書には、設置手順とリモコン操作が載せられているくらい

 

↑アプリに関することもQRコードが載せられているだけ

 

おそらくバージョンや仕様変更で画面構成が変更された場合に、既存の取説も刷新する必要があるためだと思われますが……ちょっとわかりにくかったです。設定さえしてしまえばメチャクチャ快適なのですが……。

 

【まとめ】
⚪︎良い点
・調色・調光の無段階調整で自分好みの明かりが作りだせる
いくつかパターンを設定できるが「読書」と「くつろぎ」の2パターンに集約している(リビングなど多目的な部屋でなければ2パターンで十分)。

・アプリ連携で起床・おやすみタイマーや防犯設定など多様に明かりを扱える
カスタマイズ性が高く、たとえば「くつろぎ」は夜間の映画鑑賞用に使っていますが、映画に合わせてアプリ設定で細かく明暗や色温度を切り替えられ、ベストな明かりに設定できるのでとても便利

・演色性Ra90に達する色の再現度(目の疲れにくさもあります)

・音声での操作でスイッチ・リモコンいらず

 

⚫︎気になった点・不安な点

・アプリや音声認識サービスの設定方法がわかりにくい

・ほとんど音声操作なのでリモコンはあまり使わないが、リモコンを置いたまま操作するとき、リモコン背面が平らではないので、どのボタンを押すときも不安定で押しにくい

 

SwitchBot シーリングライト単体でも、調色・調光の無段階調整や演色性Ra90の色再現性など優秀ですが、アプリ・音声操作で快適度が何倍にもアップします。初期設定さえクリアできれば……というハードルはありますが、もっとスマート家電化を進めたい!と思える良い体験をさせていただきました。

GetNavi Salon
トレンド情報誌「GetNavi」やモノ・コト・暮らしのレビューウェブメディア「GetNavi web」から派生したモノ系コミュニティ。
モノを買ったり、所有したりする「喜怒哀楽+得」を、「モノ」や「買い物」を愛するメンバーのみなさんと共有。“贅沢なモノ”ではなく、“贅沢にモノ”と出会い、それを語り合う機会や時間を作り出します。