日が短くなって朝晩キリッと冷え込むようになり、徐々に乾燥の季節がやってきます。乾燥対策に冬場は欠かせない存在となってきた加湿器、今年も最新モデルが出揃ってきました。
本記事では見覚えのある定番タイプから一見加湿器には見えないデザインのものまで、いま注目しておきたいイチオシ加湿器を紹介していきます。
ダイソンの羽なし第四モデル、始動
「羽のない扇風機」でおなじみのダイソンから“第4のジャンル”として発表されたDyson Hygienic Mist(ダイソン ハイジェニック ミスト)。扇風機、ファンヒーター、空気清浄機に続いて、ついに加湿器が登場しました。
「空間を均一に潤す、最も衛生的な加湿器」と銘打たれており、バクテリアが発生しやすいフィルターなどを一切排除した設計。水をダイソン独自のUV-Cライトに当てて殺菌し、加湿した空気を放射するというシステムです。
冬以外は扇風機やサーキュレーターとしても使用可能。ダイソンならではのスマートなデザインは、ひとつ持っておきたくなります。実売価格は4万9785円。
インテリアに調和する洗練されたデザイン
世界基準であるCADR(クリーンエア供給率)において、日本メーカーとしてすべての基準で初めて世界最高値を獲得しているカドーから、同社初となる国内生産の加湿器「HM-C610S」が発売。本機は独自のカートリッジがさらにパワーアップし、除菌の効果を高めたミストで空間を潤します。
加湿器というと場所を取りがちですが、筒状のスッキリとした水タンクを採用しているため省スペース。インテリアの調和を損ねないデザインも魅力的です。一方で17畳の広さまで対応し、1回の給水で最大22時間の連続運転が可能なパワフルさも併せ持っています。実売価格は4万5900円。
かわいい見た目で癒しながらゆったり潤します
しずく型のアロマ加湿器「SHIZUKU touch+」。可愛らしい見た目に癒されるだけでなく、加湿機能もしっかり備えられており、抗菌カートリッジが雑菌の繁殖を抑制します。抗菌カートリッジの寿命目安は約6か月ということなので、ひと冬は安心。
正面のメモリ部分をまわすことで、加湿量をお好みで調整できます。ほんのり色味のついたLEDライトも搭載。優しい存在感で部屋をしゅーしゅーとうるおしてくれる「SHIZUKU touch+」は、寝室に置きたくなる一台です。販売価格は6100円。
空気の状態を光でお知らせするプラズマクラスター加湿器
シャープのプラズマクラスターを搭載しデザイン性を重視した「S-Style」シリーズのひとつ、加湿器の「HV-EX30」。まるで音楽プレイヤーのような外観で、くるくると円を描きながら回るライトが特徴です。タンクの水量や部屋の湿度、運転状態を7色のイルミネーションで表現し、空間を心地よく演出します。
最大300mL/hの本格加湿性能も搭載し、プラズマクラスター単独での運転も可能ですので、脱臭効果なども期待できるのが嬉しいポイント。実売価格3万2184円。
自分の周囲だけほんのり潤す、手のひらサイズのオアシス
乾燥する季節の人気商品「おくだけエコ加湿」シリーズ。3代目となる「ちょこっとオアシス プラスシー」は“よりコンパクト”を目指し、これまでの約70%のサイズで同等の加湿量を実現しました。
水を注ぐだけで電源不要、携帯性も抜群の「ちょこっとオアシス プラスシー」は、デスクの上や車内など「ちょこっと」した加湿にぴったりです。風邪気味かな、と思ったら近くに置くようにするのもいいですね。実売価格は1620円です。
最新家電から手軽に使用できるものまで、これからの季節に注目したい加湿器をご紹介しました。忙しくなる年末年始が近づいてきますが、加湿器を上手に使って乾燥対策を心がけ、風邪などを引かずに乗り切りましょう。