LGエレクトロニクスは、猫オーナー向けの空気清浄機「LG PuriCare AeroCatTower」を、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行支援の受付を開始しました。LG PuriCare AeroCatTowerは空気清浄機、キャットタワー、猫の健康管理機能を1台に集約した製品です。


記事のポイント
一見して個性が際立つモデルで、発表会に集まった記者たちの食いつきも上々。そんな本製品について、LGエレクトロニクス・ジャパンの代表取締役、孫 成周(ソン・ソンジュウ)氏にお話をうかがったところ、「このような製品は他社にはない」と、その独自性に自信を見せていました。
「いままでの空気清浄機ではペットの毛がしっかり吸引できて、フィルターでニオイもほぼ取れるところまで来ていた。ですから、『ペットにも対応できますよ』と“プラスオン”のイメージで伝えていました。しかし、今回は単なるプラスオンではなく、猫のための“特化型”家電の第一歩。こんな製品は初めてだと自負しています。実は、開発のアイデアは猫好きが多い日本から出ていて、様々なアイデアを形にしたのが本製品。その関係もあって、韓国を除けば、グローバルで発表したのは日本が初めてです。製品にキャッチフレーズをつけるとしたら、『猫さまさま』ですよ(笑)。猫さまの周囲の空気をキレイにしてあげて、温かく快適に過ごしてもらうのが第一の目的。猫さまが快適に過ごす姿を見て、飼い主も幸せになる、というわけです」(孫さん)
クラウドファンディングから始めた理由としては、「まだブランド認知がそれほど高くはないなかで、お客様に早く近づける方法ではないか」と考えたからだそう。
「よりターゲットに近い顧客の声が広がると思いますし、お客様の反応がリアルタイムでわかるというメリットもあります。いち早く買っていただく代わりに、こちらはリーズナブルな価格で提供する。お互いにいいじゃないですか」(孫さん)
日本市場については、「今後もユニークな高付加価値の製品を投入していく」とのこと。
「日本での売上はまだそこまで高くないですが、市場の大きさは魅力。日本にも研究開発センターがあり、日本向けの製品を投入する計画を持って開発を行っています。今回の製品も含め、今後は日本のお客様に楽しいライフソリューションを提供することで、いいイメージを持ってもらえたらいいですね。たとえば、“猫といえばLGの空気清浄機”みたいになったらうれしいです(笑)」(孫さん)
LG PuriCare AeroCatTowerの本体上部には、猫が好きな温かい場所を提供する温熱シートが搭載。温度は34度前後の低温モードと39度前後の高温モードから選べるため、猫の成長段階や好みに合わせて調整が可能です。さらに、猫が乗っているときだけ作動する「検知温熱モード」と、常に温かいシートを維持する「持続温熱モード」を用意しています。また、シートで猫の体重を測定・記録できるため、健康管理の役割も果たしています。
空気清浄機としては、3層のフィルターにより、微細なほこり、ペット由来のアレル物質、ペットのニオイなどを99%以上除去します。適用床面積は29.6平方メートルです。さらに、UV LEDを利用した「UVnanoテクノロジー」によって、空気清浄機内のファンに付いた細菌を99%除去し、きれいな空気を送ってくれます。

専用のアプリを使えば、お部屋の空気質チェック、温熱シートの設定、猫の体重管理が可能。体重の推移をグラフで確認でき、急激な体重変化や肥満リスクを検知した際には通知が届きます。
価格は先行支援期間中が5万9900円(税込)、一般販売時は9万8000円(税込)です。
LGエレクトロニクス
LG PuriCare AeroCatTower
5万9900円(税込)※先行支援期間中のみ