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2018/5/16 16:00

【2018年版】ダイソンのコードレス掃除機、値段が違うと何が違う? 比べなきゃわからない主要4モデルの意外な「差」

NEW!! 新製品登場につき2018年5月16日更新

ダイソンのコードレススティック掃除機に興味はあるけれど、複数のモデルがあってその違いがよくわからない……という人も多いはず。そして、各モデルには価格の差がありますが、その差はいったいどこから来ているのでしょうか? というわけで今回は最新モデルDyson Cyclone V10 Fluffyをはじめ、Dyson V8 Fluffy、Dyson V7 Fluffy、Dyson V7 Motorheadの主要4種類を比較し、その違いを明らかにしてみました。違いさえわかれば、出費を抑えて自分のニーズに合ったモデルを納得して買うことができるはず。ぜひ掃除機選びの参考にしてみてください!

 

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【今回比較する4モデルはコチラ】

その1

新モーター搭載&最長約60分の運転時間を実現した最新モデル

Dyson Cyclone V10 Fluffy

↑画像クリックで最新の楽天市場の価格情報サイトにジャンプします(以下同)

2018年3月発売の新モデル。ダイソン史上、最小・最軽量でもっともパワフルな「ダイソン デジタルモーター V10」を採用しています。14個のサイクロンを本体の周りに同心円状に配置することで、空気がより効率的にサイクロンを通過するようになりました。バッテリーは6セルから7セルに増え、最長約60分の運転時間を実現しています。

 

その2

最長40分運転できる2016年発売のハイスペックモデル

Dyson V8 Fluffy

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2016年発売のハイスペックモデル。「ダイソン デジタルモーター V8」を搭載し、従来モデルの「V6」シリーズと比べて15%向上したパワフルな吸引力が特徴です。また、運転時間も最長30分の「V7」シリーズと比べて10分間長く、最長約40分の運転が可能です。「V10」発売に伴い、パイプのカラーをオレンジからパープルに変更。

 

その3

2017年に発売された「いいとこ取り」の中位モデル

Dyson V7 Fluffy

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2017年発売のスタンダードモデル。エントリーモデルの「V6」シリーズとハイエンドモデル「V8」シリーズのいいとこどりを実現し、「V8」シリーズに劣らない機能性を備えつつも価格を手ごろに抑えています。「ソフトローラークリーナーヘッド」を搭載し、床面を傷つけずホコリとゴミを効率的に取り除きます。

 

その4

カーペットのゴミをパワフルに掻き取るダイレクトドライブクリーナーヘッド搭載機

Dyson V7 Motorhead

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「ダイソン デジタルモーター V6」をベースにエネルギー効率を改良した「ダイソン デジタルモーター V7」を搭載したモデル。「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」を採用し、硬いナイロンブラシがカーペットに入り込んだホコリやゴミを掻き取ります。付属オプションは「コンビネーションノズル」と「隙間ノズル」のみのシンプルな構成で、そのぶん値段が抑えられています。

↑今回比較する4モデルの発売年月と実売価格(※実売価格は編集部調べ)。最上位モデルのDyson Cyclone V10 Fluffyに比べると、Dyson V8 Fluffyは1万800円、Dyson V7 Fluffyは1万6200円、Dyson V7 Motorheadは2万5920円安くなっています

 

【モーター・サイクロンの違い】

「V10」は従来モデルよりモーターの回転数がアップし、よりパワフルに

2016年登場の「ダイソン デジタルモーターV8」は前モデルの「ダイソン デジタルモーター V6」を改良したもの。出力は350Wから425Wへアップし、最大吸引力も100AWから115AWへと約15%向上しています。また、2017年には「ダイソン デジタルモーター V6」をベースにエネルギー効率をアップさせた「ダイソン デジタルモーター V7」も登場しました。

 

これらはすべて毎分11万回転ですが、「V10」シリーズに搭載された「ダイソン デジタルモーター V10」は、「ダイソン デジタルモーター V8」よりも軽量・小型ながら毎分最大12万5000回転と回転数がアップ。1600℃の高温で硬化させたセラミック素材を採用することで、スチールの3倍の硬度をもちながら密度を半分に。さらに、インペラー(羽根車)をモーターの前部から後部へ移したことで、引き込まれた冷風がモーターの温度を下げて高回転を実現。回転数が上がったことで、「V8」シリーズよりもパワフルな吸引力を実現しています。

↑ダイソン デジタルモーター V10

 

また、「V10」シリーズでは14個のサイクロンが本体の周りに同心円状に配置され、発生する7万9000G以上の遠心力によって、さらに効率的にゴミやホコリを空気から分離できるようになりました。

 

【構造とゴミ捨ての違い】

「V10」は直線的な配置でゴミ捨てもしやすくなった

「V8」シリーズまではクリアビンがパイプに対して垂直に配置されていたことで、空気の流れが直線的ではありませんでした。最新の「V10」シリーズはサイクロンとクリアビンを従来から90°回転させ、ヘッド、パイプ、モーター、排気までが一直線となる構造を実現。これによって空気がスムーズに流れ、吸引力が向上しています。

↑左が従来モデルのDyson V8 Fluffyで右が最新モデルのDyson Cyclone V10 Fluffy。クリアビンの向きの違いに注目

 

↑上が「V8」で下が「V10」。「V8」は空気の流路に曲線がありますが、「V10」の流路は直線的で効率的です

 

また、構造の改良にともなって、ゴミ捨ての方法も変わりました。「V8」までのシリーズは、掃除機を手首で支えながら横に持ち、レバーを引き上げてクリアビンにたまったゴミを下に落とす方式でした。一方、「V10」シリーズはクリアビンが90°回転して配置されているため、ゴミをワンタッチで捨てやすくなり、ゴミ箱の奥にクリアビンを差し入れやすくなっています。

↑「V8」までのゴミ捨て。レバーを上に引き上げると、クリアビンの底が開き、シュラウド(中央の網状の部分)のゴミをスクレイパー(赤い部分のへら)がこそげ落としてくれます

 

↑「V10」のゴミ捨て。ハンドルを向ける方向とレバーを下げる方向が同じなので、力を入れやすいです。スクレイパーがシュラウドのゴミをこそげ落とすのは「V8」と同じ

 

【ヘッドの違い】

「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」はカーペットで力を発揮

ダイソンのコードレススティック掃除機は基本的に、モーターの違いとヘッドの違いがモデル名称となっています。名称に「Fluffy」とつくモデルは、柔らかいナイロンフェルト素材で覆われたローラーを採用した「ソフトローラークリーナーヘッド」を採用。ローラーが床面との密閉性を保ちながら、大きなゴミも小さなゴミも巻き込んで捕らえます。また、髪の毛やペットの毛がローラーに絡みにくいのもメリット。どちらかといえば、カーペットよりフローリングの掃除を得意としています。

↑こちらがソフトローラークリーナーヘッド。ナイロンフェルトで覆われた赤と青の部分は、大きなゴミを捕らえるのに役立ちます。赤と青の地の継ぎ目にある黒い帯状の部分は、カーボンファイバーブラシ。こちらは微細なゴミを除去する役割があります

 

一方、「V7 Motorhead」に搭載されている「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」は、ソフトローラークリーナーヘッド開発以前から採用されている従来型のヘッド。カーボンファイバーとナイロン素材の2種類のブラシが回転し、ゴミをかき出します。髪の毛などはブラシに絡みやすいですが、カーペットの掃除には強力なパワーを発揮します(フローリングにも対応)。

↑こちらがダイレクトドライブクリーナーヘッド 。クリーナーヘッド内部にパワフルなモーターを搭載。 硬いナイロンブラシが、カーペットに入り込んだホコリやペットの毛までもかき取るとともに、静電気の発生を抑えるソフトなカーボンファイバーブラシが微細なホコリやペットの毛までもかき取ります

 

【LED表示の違い】

「V8」と「V10」はバッテリー残量を3段階で表示

「V8」シリーズにはハンドル底部にLED表示が装備され、バッテリー残量が3段階で表示されます。さらに「V10」シリーズにはバッテリー残量以外に、「詰まり表示」やフィルターユニットの洗浄を促すランプ表示なども新たに追加されました。

↑左が3段階でバッテリー残量を表示する「V8」のLED表示で、右が「V10」の表示。「V10」は、バッテリー残量(写真右)、パイプ詰まり(写真中央)、フィルター関連の表示を行います(写真左・消灯中)

 

また、「V10」シリーズのハンドル底部にはゴムグリップが新たに採用され、壁に立てかけておく際に便利になりました。

↑「V10」に採用されたハンドル底部のゴムグリップ。これがあるおかげで、壁に立てかけたときの安定感が違う!

 

【運転時間・充電時間の違い】

「V10」は「V7」と同じ充電時間で、2倍の運転時間を誇る

運転時間は「V7」シリーズが最長30分(モーター駆動のヘッド使用時は約20分間)、「V8」シリーズが最長40分(モーター駆動のヘッド使用時は最長30分)だったのに対し、「V10」シリーズでは最長60分(ソフトローラークリーナーヘッド使用時は最長40分)と長時間の運転が可能になりました。

 

充電時間は「V7」シリーズが約3.5時間、「V8」シリーズが約5時間、「V10」シリーズが約3.5時間となっていて、「V10」シリーズの充電効率の良さが目立ちます。

 

また、運転モードは「V7」「V8」シリーズは「強/通常」の2モードでしたが、「V10」シリーズでは「強/パワー2/パワー1」の3モードに増え、フローリングやふとんなど、掃除する場所に応じて調整できるようになっています。なお、運転音は「V8」の場合、従来モデル「V6」の半分に抑制されており、ダイソンの課題とされていた運転音の問題も克服しています。

↑「V10」は3段階でパワーの切り替えが可能です

 

【付属品の違い】

「Dyson V7 Motorhead」は付属品を省略して価格を抑えた

「Dyson V7 Motorhead」の付属品は「コンビネーションノズル」「隙間ノズル」「収納用ブラケット」のみ。ほかのモデルには付属している「ミニ モーターヘッド」と「ミニ ソフトブラシ」が省かれている分、価格が抑えられています。

↑左からミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニソフトブラシ

 

↑「V8」に「ミニ モータヘッド」を装着したところ。ふとんやイス、ソファなどの掃除に便利です

 

収納用ブラケットは、壁などにネジ止めし、そこに掃除機本体をセットすることで収納と充電を同時にできるもの。各機種に標準で付属しています。

↑「V10」の↑収納用ブラケット。透明の台座と本体が上部だけで接合され、可動するようになりました

 

【サイズ・質量の違い】

「V10」がもっとも大きく、「V8」がもっとも重い

ダイソンのコードレスは、バッテリーなどのパーツが手元に集中しているため、重く感じることはありますが、操作するうえでは問題ありません。一番小さく軽量なのは重さ2.40kg、長さ1198mmの「V7 Motorhead」です。一方、今回の4つのモデルのなかで、もっとも重いのは「V8 Fluffy」で2.61kg。「V10 Fluffy」は性能は上がっていますが質量は2.58kgと、「V8 Fluffy」よりもわずかに軽量化が図られています。

 

【結論】

性能ではV10が抜けているが、軽量なV7も狙い目

「Dyson Cyclone V10 Fluffy」は最大使用時間が約60分と長く、最新モーター搭載で吸引力も向上。ゴミ捨ての機構も改良され、性能、使いやすさとも頭ひとつ抜けている印象です。V8との差は1万800円なので、V8を選ぶなら、少し頑張ってV10を選ぶのがオススメ。ただし、V10、V8とも、本体質量がV7に比べて重くなっているので、その重さが許容できるか否か、店頭で試してみるのが得策です。

 

なお、V8の運転時間は最長約40分ですが、トリガースイッチ(※)を切っている時間もあるので、40分という表示以上の時間を運転できる印象。1軒家を隅々まで掃除するならV8以上がオススメですが、夫婦世帯や一人暮らしならV7シリーズでも十分です。フローリング中心の家に住み、本体の重さと価格を抑えたい人にはDyson V7 Fluffy、カーペット中心の部屋に住み、軽いモデルを気軽に使いたい人はDyson V7 Motorheadがぴったり。どのモデルも基本性能は十分なので、自分がどこまで望むのか、じっくり検討して最適なパートナーを決めてください。

※トリガースイッチ……ダイソンのコードレスに採用されているスイッチ。指で引いている間だけONになります

楽天市場でのダイソンの最新価格情報は以下をチェック!

Dyson Cyclone V10 Fluffy

Dyson V8 Fluffy

Dyson V7 Fluffy

Dyson V7 Motorhead

 

【こちらもチェック!】

「V10」シリーズ4種類の違いは「付属ヘッド」と「付属品」の違い

「V10」シリーズには4種のモデルが用意されていますが、違いがわからないという人も多いはず。実は、モーターや運転時間などの性能はどれも同じですが、付属ヘッドと付属品に違いがあります。「V10 Fluffy」はもっとも付属品が少なく、「ミニ モーターヘッド」「コンビネーションノズル」「隙間ノズル」「ミニ ソフトブラシ」「収納用ブラケット」の5点。

 

「V10 Animal+」と「V10 Fluffy+」は付属品の内容は同じですが、ヘッドが「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」か「ソフトローラークリーナーヘッド」かで区別されています。また、両者にはフトンツールと延長ホース、高所を掃除するためのアップトップアダプターが付属していますが、「ミニ ソフトブラシ」が付属していません。

 

「V10 Absolutepro」はいわば「全部入り」。2種類のヘッドと8種類の付属品のすべてが揃っています。「V10」の性能を味わい尽くすなら、Absoluteproを選びましょう。

↑左からV10 Fluffy、V10 Animal+、V10 Fluffy+、V10 Absolutepro。V10 Absoluteproのみ、2種類のヘッドが付属しています

 

楽天市場でのダイソンの最新価格情報は以下をチェック!

Dyson Cyclone V10 Fluffy

Dyson Cyclone V10 Animal+

Dyson Cyclone V10 Fluffy+

Dyson Cyclone V10 Absolutepro

 

協力:楽天市場

 

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