明日は大事な日なのに、1着しかない勝負スーツのニオイが取れない! かといって、クリーニングに出していては間に合わない……なんてことはありませんか? そんな緊急事態に効く「脱臭ハンガー」がパナソニックから発売されました。
微粒子イオン「ナノイーX」がニオイと花粉を抑制
パナソニックは、衣類用ハンガーに「ナノイー」の10倍のOHラジカルを生成する「ナノイー X(エックス)」を搭載し、ニオイや花粉をケアできる「脱臭ハンガー MS-DH100」を9月1日より発売します。実売予想価格は2万円前後(税抜)です。
本機は衣類用ハンガーに同社独自の微粒子イオン「ナノイー X」を搭載しました。電源を入れると「ナノイー X」が発生し、衣類に付着した汗やタバコ、焼肉などのニオイを分解脱臭。さらに花粉に含まれるアレル物質を無害な物質に変性させ、花粉を抑制します。付属の衣類用カバーを使用するとカバー内で「ナノイー X」が充満し、衣類の内側だけでなく、外側までしっかりケア。衣類をハンガーにかけるだけで、簡単に使用できます。
また、本機は「ナノイー X」が衣類全体にいきわたりやすいよう、8つの吹出口を効果的に配置。さらに人が着ている状態に近い、厚みのある立体的なハンガー形状を採用し、型崩れを抑えながら衣類をケアします。
2つの運転モードを搭載し、通常モード(約5時間運転)と特にニオイや花粉が気になる時のロングモード(約7時間運転)を選択可能。また電気代はどちらのモードも1回1円以下で経済的です。モバイルバッテリーでの運転も可能で、コンセントがない場所でも使用できます。
同様の製品でいえば、オゾンで除菌・消臭するアクアのRacooon(ラクーン・1万9550円)があります。こちらは、サイズがW700×D375×1670mm、8kgで台座があり、やや大掛かりな印象なのに対し、脱臭ハンガー MS-DH100はW400×D88×H281mm、520gとコンパクト。脱臭力の違いは別として、手軽さで選ぶなら脱臭ハンガーに軍配が上がります。洗いにくい服を手軽にケアしたいなら、本機は有力な選択肢となるのは間違いありません。