掃除機のサブカテゴリとしてすっかり定着したロボット掃除機。国内メーカーのモデルでは以前紹介したパナソニックのルーロだけでなく、東芝のトルネオロボも大注目です。
掃除機内のゴミを自動で回収する“気配り機能”を強化したトルネオロボ VC-RVS2の魅力を、家電コーディネーター・戸井田園子さんが紐解きます。
私が採点しました!
家電コーディネーター 戸井田園子さん
雑誌やテレビなど幅広い媒体で活躍。消費者の目線に立った鋭い製品批評で、読者から厚い支持を集めています。
捕集ゴミを充電台で吸引するから約1か月間ゴミ捨て不要!
東芝
トルネオロボ VC-RVS2
実売価格10万7780円
【エリア指定:不可】
【ゴミセンサー:搭載】
【ゴミ圧縮:可】
【予約設定項目:曜日/時刻】
吸引風量を従来比約1.5倍とし、Wサイドアームブラシを延長して集じん力を向上。12気筒サイクロン搭載の「ダストステーション」が本体のゴミを吸引して圧縮し、約1か月ぶんのゴミを収容できます。
【SPEC】
集じん容積:0.2ℓ(充電台0.8ℓ)
最大稼働時間:約60分
充電時間:約5時間
充電可能回数:約1100回以上
サイズ/質量:φ350×H87㎜/3.4kg
回転ブラシに静電気の発生を抑える素材を採用。微細ゴミの床への吸着を抑えてしっかりかき取ります。
充電台の側面に「ダストポケット」を装備。モップやワイパーなどで集めたゴミを吸引できます。
【進化ポイントを検証!】
ゴミ捨ての面倒が減ったうえに部屋の隅の掃除能力も向上
「ダストステーション」のサイクロンがゴミを約1/5に圧縮。同ステーションのサイクロン機構は分解して水洗いできます。本体のサイドブラシは、部屋の隅のゴミまでしっかり届きました。
サイクロンは分解して丸洗い可能。ダストカップは水洗いで汚れが落ちやすい仕様になっています。
サイドブラシは従来から5㎜延長した65㎜に。部屋の隅のゴミの捕集力が高まりました。
【プロの3項目採点】
メンテ性が優秀で家具周りの動きも上手
集じん能力:4.5
走行性能:3.5
メンテしやすさ:5
「ゴミ捨ての手間が少なく、サイクロンが洗えてメンテ性も抜群。家具周りでの動きも上手です。充電台は前方1mのスペースの確保が必要となります」(戸井田さん)
↑走行方式はランダム型。壁際のゴミも効率よく捕集します
【URL】
東芝 http://www.toshiba.co.jp/living/
トルネオロボ VC-RVS2 http://www.toshiba.co.jp/living/cleaners/vc_rvs2/index_j.htm