燻製といえば、ディープな愛好者が行うもの。煙がもうもうと立ち上がるのが難点で、準備や後片付けも大変。そんなイメージがありませんか? ところがいま、自宅の食卓の上でカンタンに燻製ができるアイテムが登場しているんです! それが、パナソニックの「スモーク&ロースター けむらん亭 NF-RT1000」です。
あらゆる食材を燻製にしたくなる!
本機のウリは、何といっても「くんせい」メニューを搭載し、自宅で燻製を作れること。14層の触媒フィルターにより除煙・脱臭し、室内でも手軽に調理できるんです。実際に作ってみましたが、大がかりな準備は必要なく、しかも驚くほどウマい! チーズやベーコンといった定番はもちろん、市販のチルドぎょうざやプチトマトといった変わり種もかなりイケます。手軽に作れるから「次は何を燻製にしてやろうか」と、目に入る食材すべてを燻製ベースで考えてしまうほどハマってしまいました (重症)。
ニオイや煙はほとんどなくお店さながらの本格燻製を堪能!
それでは、以下では、燻製の手順を紹介していきましょう。
まずは付属のくんせい容器にウッドチップ(別売)を適量敷きます。底面にふちがあるので、ウッドチップはその内側に。
ウッドチップを敷いたくんせい容器に、アルミホイルでしっかりと包んだくんせい網を置き、その上に食材を並べます。
くんせい容器にもしっかりとアルミホイルをかぶせて、中身を密閉。容器の向きが正しいか確認してロースターへ投入します。
タイマーをセット(調理時間は取扱説明書を参照)したら「くんせい」メニューボタンをオン。自動的にスモークが始まります。
上で示しているように、燻製作りの手順はかなり簡単。調理時間は食材の種類や量によって変わりますが、10〜30分程度で完成します。燻している間、煙やイヤなニオイが部屋に立ち込めることもなく、むしろほのかな香ばしい匂いで食欲をそそられてしまいました!
「オートクリーン」モードで手入れもカンタン!
手入れについても触れておきましょう。本機は「オートクリーン」モードを搭載するため、庫内の手掃除はほぼ必要なし。燻製を作る際に使用した容器と網のみを水洗いすればOK。日々の焼き魚にも使えるうえ、「宅飲みのつまみを充実させる」という目的だけでも、十分購入に値します。そのほかにも焼き魚など様々な焼き調理ができて、3万円台なんておトクすぎ! 買って損のない逸品です!
パナソニック
スモーク&ロースター けむらん亭
NF-RT1000
実売価格3万1550円
魚の切身や干物などをふっくらと焼き上げるロースター。付属のくんせい容器を使用すれば、部屋の中でも燻製が短時間で、煙も気にせず作れます。小さく薄い切身でも水分を逃さず焼き上げる新「切身」メニューも搭載。
【SPEC】
電源:100V(50~60Hz)
消費電力:1300W
温度調節:C6段階(220~280度)
付属品:くんせい容器、くんせい網
サイズ/質量:約W450×H185×D355mm/約5.4kg
【URL】
パナソニック http://panasonic.jp/
製品情報 http://panasonic.jp/roaster/products/NF-RT1000.html