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2018/10/30 18:50

【ドライヤー比較】髪がより早く乾くのは、パナソニック、ダイソン、どっち?

ドライヤー比較  テスト結果はコチラ

エントリーその1

ヘアードライヤー「ナノケア」 EH-NA9A

風量、風速を上回る「速乾ノズル」の速乾性を実感

「ナノケア」の風量はスペック上では約1.3㎥/分と、決して大風量というわけではありません。しかしノズルに採用した「速乾ノズル」は、内側にある2つの穴から強風を、それ以外の部分から弱風を吹き出すことで、素早く毛束をほぐすため、乾燥性能がアップするといいます。

↑毛束のほぐし作用を強化し、風量だけに頼らず速乾性を実現したという「速乾ノズル」

 

さっそくターボ運転で髪を乾かしてみると、決して勢いが強いわけではないものの物足りなさもなく、平均的な印象です。顔周りに使ってみたところ、なびくように広がる髪と、勢いよくまっすぐ飛んでいく髪があり、なるほど強弱の風を吹き分ける速乾ノズルの効果を実感しました。

↑濡れた髪を乾かす際は、温度が高いドライまたは、より風量が強いターボ運転で。今回はターボ運転を使用しました

 

↑勢いよく飛んでいく髪もありますが、髪がなびく風もあり、強弱のある風がリズミカルに当たっている様子

 

今度は根元に風を当ててみました。すると、角度によっては髪がかき上げられて地肌が見える部分はありますが、必ずしも根元にピンポイントにアプローチするわけではなさそう。根元をしっかり乾かしたいときは、手を使って髪をかき分けるか、「スカルプモード」を使うといいかもしれません(続編記事にて詳述)。

↑角度によって地肌が見えるときと見えないときがあります。これも速乾ノズルの効果でしょうか

 

乾燥時間は平均で6分~6分30秒で、風がやや熱く感じる

風速計を使い、ドライヤーの先端から10㎝離した状態で計測すると、平均で12m/秒を記録しました。また頭皮が熱く感じることが多かったので温度を測ってみると、もっとも高いときで90℃。髪が傷み始める温度が100℃~125℃といわれているため、髪への影響はなさそうですが、やや熱く感じたため、同じ場所を当て続けず、こまめに動かしたほうがよさそうです。

↑今回計測した最高値が13.6m /秒。他メーカーの1万円のドライヤーで最大10m /秒だったため、風速も速いほうといえます

 

なお髪が細くてセミロングの筆者の髪の乾燥時間は、平均で6分~6分30秒。手ぐしで乾かした後、ブラッシングしたところ、トリートメントしたようにキレイにまとまりました。

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