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エントリーその1
風量、風速を上回る「速乾ノズル」の速乾性を実感
「ナノケア」の風量はスペック上では約1.3㎥/分と、決して大風量というわけではありません。しかしノズルに採用した「速乾ノズル」は、内側にある2つの穴から強風を、それ以外の部分から弱風を吹き出すことで、素早く毛束をほぐすため、乾燥性能がアップするといいます。
さっそくターボ運転で髪を乾かしてみると、決して勢いが強いわけではないものの物足りなさもなく、平均的な印象です。顔周りに使ってみたところ、なびくように広がる髪と、勢いよくまっすぐ飛んでいく髪があり、なるほど強弱の風を吹き分ける速乾ノズルの効果を実感しました。
今度は根元に風を当ててみました。すると、角度によっては髪がかき上げられて地肌が見える部分はありますが、必ずしも根元にピンポイントにアプローチするわけではなさそう。根元をしっかり乾かしたいときは、手を使って髪をかき分けるか、「スカルプモード」を使うといいかもしれません(続編記事にて詳述)。
乾燥時間は平均で6分~6分30秒で、風がやや熱く感じる
風速計を使い、ドライヤーの先端から10㎝離した状態で計測すると、平均で12m/秒を記録しました。また頭皮が熱く感じることが多かったので温度を測ってみると、もっとも高いときで90℃。髪が傷み始める温度が100℃~125℃といわれているため、髪への影響はなさそうですが、やや熱く感じたため、同じ場所を当て続けず、こまめに動かしたほうがよさそうです。
なお髪が細くてセミロングの筆者の髪の乾燥時間は、平均で6分~6分30秒。手ぐしで乾かした後、ブラッシングしたところ、トリートメントしたようにキレイにまとまりました。