家電
2018/11/3 17:30

シェア爆上げなるか? 空気清浄機のブルーエア、またしても戦略的「着せ替えモデル」を投入

スウェーデンの空気清浄機「Blueair(ブルーエア)」日本総代理店 セールス・オンデマンドは、ブルーエア空気清浄機のスタンダードシリーズ「Blueair Classic」と、カジュアルシリーズの「Blue Pure」にそれぞれ普及価格モデルとなる新製品を導入し、ラインナップを拡充しました。

↑スタンダードシリーズ「Blueair Classic」

 

オートモードを省略し、高い清浄性能と手に取りやすい価格を両立

スタンダードシリーズ「Blueair Classic」には、新たに605(直販価格8万9800円・税抜)/405(直販価格6万4800円・税抜)/205(直販価格4万9800円・税抜)の3モデルを追加。11月9日に発売します。「Blueair Classic」シリーズは、空気清浄機の性能を示す世界基準「CADR(Clean Air Delivery Rate)」によって証明された高い清浄性能、および専用アプリによるスマート操作、メンテは約6か月ごとのフィルター交換のみという手軽さが特徴。これらの特徴はそのままに、既存モデルからオートモードを省くなどして機能を厳選し、手に取りやすい価格を実現しました。

 

税抜3万円台の価格を実現し、5色のプレフィルターを用意

↑カジュアルシリーズの「Blue Pure」に追加された「Blue Pure 231」

 

また、12月発売予定の「Blue Pure 231」は、ブルーエアのカジュアルシリーズ「Blue by Blueair」のラインナップのひとつ。空気清浄のみに特化したシンプル機能と、360°全方向からのワイド吸引が特徴。粒子イオン化技術と、高性能フィルターの組み合わせにより、空気中の花粉、ホコリ、ダニ、PM2.5などの有害物質を99.97%除去します。従来モデルが税抜5万4500円~でしたが、本機は空気清浄能力を抑えて実売予想価格3万9000円(税抜)と手ごろな価格を実現しました。

 

また、今回新たに「除臭カーボンシート」を備え、空気の汚れとともに、気になる生活臭にも効果を発揮するとのこと。またフィルターは今回より、保管や廃棄に便利な折りたたみ式の新形状になりました。

↑フィルターは廃棄に便利な折り畳み式に

 

ユニークなのは、北欧らしい5色のプレフィルターを用意したこと。「Diva Blue(ディーバブルー)」「Dark Shadow(ダークシャドウ)」「Buff Yellow(バフイエロー)」「Crystal Pink(クリスタルピンク)」「Lunar Rock(ルナロック)」の5色で、本体には予め「Diva Blue(ディーバブルー)」「Dark Shadow(ダークシャドウ)」が1枚ずつセットになっています。プレフィルターは別売りで、インテリアやライフスタイルによって好みの色に付け替え可能。水洗いも可能となっています。

 

ちなみに、同社製品では、プレフィルターが3色から選べるコンパクトな低価格モデル、Blue Pure 411 Particle + Carbon(税抜1万8000円)の売れ行きが好調とのこと。新製品の投入は、こうした背景がきっかけとなった可能性も。もともと空気清浄能力の評価は高い同社だけに、今回の低価格かつポップな新製品によって、その能力が広く認知される好機となるかもしれません。