トイレは家の中でも汚れやすい場所。女性の筆者にとってみれば、男性が立って用を足すと、あちこちに飛びハネるのが気になります。「男の人には座って用を足して欲しいです。そんなに立って用を足したいものなんですかね?」とGetNaviの野村純也編集長に聞いてみたところ、「当然です! スピード感が違います!」と力のこもった返答。そして筆者は微妙な顔……。
どうしてそんな会話をしていたかというと、本日は「立って用を足しても飛びハネを抑える」という温水洗浄便座のイベントに参加するから。イベント会場はなんと、東京における主要ターミナル駅のひとつ、JR品川駅の構内です。
泡を噴出し、汚れと飛びハネを防ぐ「泡コートトワレ」のイベントに参加!
今回取材したのは、JR品川駅構内で実施されたパナソニックの温水洗浄便座「泡コートトワレ」のAWMシリーズの機能を体感できるデモイベントです。
本イベントは、11月23日~25日まではJR秋葉原駅構内 電気街口改札内イベントスペースで第1弾が、12月1日~2日まではJR品川駅中央改札内臨時ホーム階段脇イベントスペースで第2弾が実施されました。
AWMシリーズは、泡を噴出して便器のこびりつき汚れや輪じみ汚れ、飛びハネ汚れからトイレを守る温水洗浄便座。台所用洗剤を使って作った泡を旋回して噴出し、便器面を泡でコーティングします。
実際に吹き出した泡をみると、水面や便座に長くとどまっています。水面の上に泡が約3時間溜まっているので、輪じみがつきにくくなるといいます。しかも、この水面の泡がクッションの役割をして、男性が立って用をたすときの飛びハネを抑えるのだそう。そして、イベントではなんと男性小用のデモも行われました。
「泡なし」と「泡あり」のデモでハネ方を検証!
まずは“泡”なしで小用のデモを行います。床に飛び散り、しかも男性のズボン部分にもはねているのが分かりました。思っていたより飛びハネの範囲が広くてちょっとイヤになります。トイレの広さによってはトイレの壁にまで汚れてしまいそう。一緒にデモを見ていた女性からは「イヤー!」という声があがるほど。
次に“泡”ありでデモンストレーションを行いました。泡を水面に維持してデモをしたところ、泡なしと比べるとずっと飛びハネが少ないことがわかります。全くハネないとまではいえませんが、ほとんど飛びハネはありませんでした。
設置しやすさとお手入れしやすいスキマレス便座が気に入った
本機は、便座だけを交換できるというのが魅力。設置工事も2時間もあれば終了するという手軽さです。個人的には、便座部分の隙間がなく一体化した「スキマレス便座」が気に入りました。従来の便座だと、上面と下面の接合部分に隙間ができて汚れが入り込みやすかったのですが、本機では継ぎ目がなくてつるっとしています。こうした細かい配慮が、日ごろの掃除のストレスを軽減してくれるはず。
イベントでは9割の参加者が“泡コートはいい”と答えた
イベントの実施場所は駅の構内。いきなりトイレが並んでいる様は目をひきます。パナソニックの担当者は「いくらデモ機とはいえ、駅構内に便座がならんでいるとちょっとびっくりする方も多いはず。そこで、生け花の草月流の方に監修いただいて、演出を施し立ち寄りやすくしました。生け花の写真を撮って行かれる方が結構多いんですよ」とのこと。確かに、生け花があるのを見ると、華やかで便座が並ぶシーンでも癒やしすら感じます。
今回取材をしたのは品川駅でしたが、秋葉原駅でもビジネスマン、訪日観光客など多くの方がイベントブースに訪れたといいます。
「温水洗浄便座は知っていてもまだまだ“泡コート”をご存じない方が多いので、このイベントをきっかけに、多くの方に知っていただきたい。イベント参加者の約9割の方に“泡コートはいい”と答えていただいています。日ごろ、トイレの汚れが気になっている方、本当は立って用を足したいけれど座ってしているという男性の方にぜひ使っていただきたいです」とパナソニックの担当者。ここでも立って用を足したい男性の熱烈な思いを感じました。そういうものなのですねぇ。
本機を使えばトイレ掃除は月1回でも気にならない
さらに、同社担当者によると、「本機を使えばトイレの掃除は月1回でも気にならない」とのこと。日々トイレが清潔に使えて、掃除の手間が減って、男性は気兼ねなく立って用を足せる…これはうれしいですよね。AWMシリーズは上位モデルから順にDL-AWM600(ナノイーX搭載)、DL-AWM400(便ふた自動開閉あり)、DL-AWM200の3種類を用意。実売価格は順に9万8390円、7万7720円、7万1720円です。みなさんも、大掃除を機に乗り換えを検討してみては?