強力な洗剤と高温の水流でハードな汚れもスッキリ!
ちなみに、先述の通り「食洗機に食器を放置」できるのも、強力な洗浄力があるからこそ。手洗い用の食器用洗剤は人の手に触れるので成分を弱めに作っていますが、食洗機専用洗剤は人の手に触れないので漂白剤や酵素など強力な成分を含んでおり、手洗いより格段に汚れ落ちが良いのです。
さらに高温の水流で洗うことで、こびりついたタンパク質や脂質の汚れも落としてくれる。ですから、汚れた食器を食洗機に数時間入れっぱなしでも大丈夫というわけです。例えば、昼に食べたお弁当容器を深夜に食洗機で洗っても、汚れはスッキリ落ちますし、そのほか、カレー、納豆、卵かけごはん、チャーハン、肉野菜炒め、ポテトサラダ、コーヒーカップなど、日常的な食器の汚れはほぼキレイに落ちました。
食器を詰め込みすぎると、汚れが落ちないこともある点に注意
ただし、本機も万能というわけではありません。さすがに菜箸やフライ返しの先にこびりついたカスは取れませんし、食器をたくさん詰め込みすぎると食器が重なり合ってしまって汚れが落ちないことも。また、アルカリ性の食洗器専用洗剤を使用している場合は、フッ素加工してあるフライパンはコーティングが劣化する恐れがあるので使えません。
CHARMY クリスタなどの中性洗剤ならば洗えるとのことですが、わが家では念のために食洗器では洗っていません。というのも、“ごはん粒がくっつかない”というウリ文句のしゃもじを食洗機で洗ったところ、ごはん粒がくっつくようになってしまったから。しゃもじのコーティングがはがれてしまったものと思われますが、これを見てもどれだけ洗浄力が強力かということがわかります。
意外に静かなので、テレビがいつもの音量で観ることができる
意外に静かなのも、一家団らんにとってプラスでした。食洗機は音が大きいというイメージがありましたが、稼働中にリビングで音量を測ってみると平均50dB以下。騒音レベルでいうと、人の会話くらいの、ちょっと騒がしいという程度です。リビングで会話ができるし、テレビもいつもの音量で観ることができるのはうれしいですね。