家電
冷蔵庫
2019/2/13 20:00

「ジューシーに美味しく冷凍」ってどういうこと? 急速冷凍「業務用レベル」のパナソニック冷蔵庫

パナソニックは、業務用レベルの急速冷凍が可能なパーシャル搭載冷蔵庫3機種を3月20日より発売します。実売予想価格は、容量650Lの「NR-F655WPX」が43万円前後、600Lの「NR-F605WPX」が41万円前後、550Lの「NR-F555WPX」は37万円前後です(すべて税抜)。

↑カラバリは左からオニキスミラー、ミスティスチールグレー、フロスティロイヤルホワイト

 

・NR-F655WPX

 

・NR-F605WPX

 

・NR-F555WPX

 

「クーリングアシストルーム」新搭載で食品を美味しく冷凍

その大きな特徴は、業務用レベルの急速冷凍を実現するため、新たに「クーリングアシストルーム」を開発した点。このクーリングアシストルームには、専用ダクトと専用ファンを新たに搭載し、約マイナス30℃の冷気の「集中シャワー冷却」で従来比約8倍の大風量を可能にしました。これにより、凍結スピードは通常冷凍室の約5倍と業務用レベルの急速冷凍「はやうま冷凍」を実現。素早く冷凍することで食品の細胞の破壊を抑えるため、からあげやフライなども食感を保ち、ジューシーに美味しく冷凍することができます。

↑クーリングアシストルーム

 

↑専用ファンと専用ダクトなどによって、業務用レベルの急速冷凍を実現

 

急冷機能で短時間で食材を冷ます/下味をつけることも可能に

また、「クーリングアシストルーム」では、食材の「急冷」「冷ます」が選べる「はやうま冷却」も搭載。「冷ます」を選ぶとお弁当や作り置きの常備菜、調理中の食材などを素早く冷ますことが可能に。これにより、多くの食中毒菌の細菌活動が活発化する約25℃~約40℃をすばやく通過することで、細菌の繁殖を抑制することができます。一方、「急冷」を選択することで、「下味つけ」などが出来るようになりました。こちらは、食材に調味液を合わせた状態で投入すると、素早く食材に味をしみこませることができるというもの。また、「急冷」によって、冷やして固めるデザートが短時間で固まるというメリットもあります。

 

スマホアプリで各種設定や通知が可能に

さらに本機は、冷蔵庫アプリ「Cool Pantry」を使ったスマートフォン操作が可能。省エネ機能「エコナビ」の運転状況の確認が可能なほか、製氷完了の通知、給水タンクが空になったときや扉を開け放しの時のエラー通知などをスマートフォンに通知してくれます。また、クーリングアシストルームの冷却モードの時間設定を1分単位で設定でき、冷却完了をスマートフォンにポップアップで知らせるので、キッチンを離れていても冷却完了がわかります。

↑スマホアプリでは庫内の温度設定をはじめ、エコナビや運転状況の確認、クーリングアシストの時間設定などが可能

 

肉や野菜を約1週間、新鮮に保存する「微凍結パーシャル」や、適切な湿度を保って野菜の鮮度を保つ「Wシャキシャキ野菜室」なども健在。今回、クーリングアシストルームが搭載されたことで、クーリングアシストルームでお惣菜の粗熱を取り、あるいは食材を下ごしらえして、そのままパーシャルルームで保存、といった連携も可能です。週末の作りおきにも便利ですね。急速冷凍、急速冷却機能を搭載し、より便利に進化した本機に、ぜひ注目してみてください。