家電
オーブン・レンジ
2019/4/26 21:15

まるですご腕スナイパー! センサーが「食品のみ」を狙い撃つスチームオーブンレンジの新モデル

東芝ホームテクノは、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として、フラッグシップモデル「ER-TD7000」を6月上旬に発売します。実売予想価格は17万円前後。

 

↑ER-TD7000。左からグランブラック、グランホワイト

 

「ねらって赤外線センサー」が食品領域のみを検知し、仕上がり温度のばらつきを低減

ER-TD7000は、食品の位置と分量を見極め高精度に検知する「ねらって赤外線センサー」を新搭載。最初に庫内全体の1024か所をセンシングして食品の位置と分量を検知したあと、食品の位置にあわせてスイング範囲を調整することで、食品領域のみをセンシングすることが可能になりました。これにより、仕上がり温度のばらつきを低減し、より適温にあたためることができます。

↑「ねらって赤外線センサー」イメージ。食品に合わせて赤外線センサーのスイング範囲が変わります

 

さらに、「おつまみ1分メニュー」全6レシピを新搭載。食材と調味料をひとつのボウルに入れて約1分加熱するだけで小皿1品料理がカンタンに作れます。「おつまみ1分メニュー」は、人気のさば缶を使ったレシピのほか、えのきバターしょうゆ、おつまみ厚揚げ、にら玉などを用意。

↑「おつまみ1分メニュー」のひとつ、「さば缶とキャベツのカレー風味」のイメージ

 

また、従来の低温調理レシピは、低温のスチームで調理するため時間がかかっていました。その点、新製品では赤外線センサーで温度を検知しながら、レンジの加熱量を制御することで時間短縮を実現。例えば、「スピード茶わん蒸し」では、「低温蒸し」の約半分の約12分で調理できるようになりました。そのほか、食感を残しながら短時間で味を浸みこみやすくする浅漬けやピクルスメニューも新搭載しています。

↑「スピードピクルス」のイメージ

 

冷凍保存した市販の食パンをトーストできる「トースト(冷凍)」コースも新搭載したほか、さらに厚みのあるパンを焼きたてのようにふっくらあたためることができる「ふっくらパン」メニューを改良し、冷凍したバターロールにも対応させました。ムラなく温め、調理の時短に貢献し、冷凍パンもおいしくあたためる新モデル「ER-TD7000」、ぜひ注目してみてください。

↑「ふっくらパン」メニューはバターロールにも対応