電動工具・理化学機器を製造・販売する工機ホールディングスは、「HiKOKI(ハイコーキ)」ブランドの新製品「コードレスクリーナ R 12DA形」を、6月4日(火)より発売します。実売予想価格は、4.0Ahのリチウムイオン電池と急速充電器が付属する「LSW」が2万3100円、1.5Ahのリチウムイオン電池と急速充電器が付属する「ESW」が1万9600円、充電池と充電器が別売の「NN」が8300円(いずれも税別)。
強力モーターと排気の流れを整える機構を搭載し、パワフルな吸引力を実現
本製品は10.8Vスライド式リチウムイオン電池を搭載した軽量モデル。強力モーターと、排気の流れを整える整流板をファン後方に搭載することで、パワフルな吸引力を実現。強モードでの吸引力が従来品より25%アップしたことで、壁際の汚れも逃さずキレイに吸い取ることができます。なお、バッテリーは同社製工具類と共用可能。
また、特許取得の除じん機構により、手を汚さずにプレフィルタの掃除が可能になりました。ゴミ捨ての際にダストケースを回転するだけで、プレフィルタ表面に吸着したゴミを除じんブレードがかき落としてくれます。
ダストケース集じん方式を採用しており、集めたゴミはダストケース内に留まります。紙パックが不要でより経済的になり、スピーディにゴミ捨てを行うことが可能。またダストケースは女性の方でも握りやすい細径(Φ102)で、ダストケースを回転する動作がしやすくなっているとのこと。
強・標準・弱の3段階に切替え可能なパネルスイッチを採用し、スムーズな作業が可能。さらに、パネルスイッチの位置を従来機種に比べ約60mm後方のハンドル近くに配置したことで、手の小さな女性でもハンドルを握ったまま片手でパネルスイッチの切替え操作を簡単に行えます。また、使用中に電池が少なくなると点灯するお知らせランプを設けているのも便利です。
いま、騒音対策を省略し、ヘッドを簡素にするなどして、パワーと低価格を両立したマキタの業務用クリーナーが人気。今回紹介した工機ホールディングス(旧 日立工機)もマキタと並ぶ大手電動工具メーカーで、技術力には定評があるだけに、今回の「コードレスクリーナ」の性能も期待できるはず。みなさんもぜひ、注目してみてください。