コンパクトなサイズ感やカラフルな色使い、シンプルなデザインで人気の調理家電ブランド「récolte(レコルト)」。2019年は10周年ということで、新商品の開発も盛り上がっています。先日、その新製品の発表会を兼ねた試食会が開催されました。会場に並んだのは、なんと8種類もの新作。そのなかから、実演があったモノを中心に紹介していきましょう。
1台7役のコンパクトなフードプロセッサー
最初は、この6月に発売された「Capsule Cutter Bonne」(カプセルカッター ボンヌ」から。こちらは潰す、混ぜる、練る、刻む、砕く、おろす、泡立てる、が可能な1台7役のフードプロセッサー。使い方は、食材をひとくち大に切り、カップに入れてプッシュするだけ。カバーに逆流防止のシリコンパッキンが付いており、液体を入れて使うことも可能です。
展示スペースでは、パーティで重宝しそうなリエットやパテがディスプレイされていました。このほか、料理研究家のエダジュンさんが、凍らせたバナナとレモン果汁、ナッツを使い、本機でジェラート(下写真)を作ってくれました。調理時間はものの数分ですが、見るからにおいしそう!
ぶ厚い「ビジュアル系」も作れるホットサンドメーカー
ここからは、今秋発売される新作を紹介していきましょう。まずは「プレスサンドメーカー プラッド」を。行楽をはじめ、日常使いやパーティにも重宝するのがホットサンド。昨今は“断面萌え”などと言われて話題のぶ厚いタイプが人気で、本機はそんな「ビジュアル系」のホットサンドも作れるところが大きなポイントです。
こちらは累計56万台以上も売れている人気商品「プレスサンドメーカー」の進化版で、発売予定は9月。プレートを深くしたことで、サンドしたパンの厚みが25mm、20%も向上しました。業界最速の2分半で耳までカリッと焼き上がるなど、機能面も充実しています。
また、コードを本体の足に巻いて収納でき、縦に立てても自立するので、省スペースで収納できるのも魅力。こちらもエダジュンさんが監修した書籍仕様の豪華なレシピブックが付属します。
大人数で楽しめるラクレット & フォンデュメーカー
昨年発売された「ラクレット & フォンデュメーカー メルト」もリニューアル。こちらは、自宅で手軽にラクレットやフォンデュが気軽に楽しめるとして人気の商品で、今回、そのラージサイズとなる「ラクレット & フォンデュメーカー グランメルト」が登場します。発売予定は9月。
食材を焼くグリルプレートが従来の約2倍、約20センチ角に拡大されたことで、大きめの食材もグリルでき、大人数で使えるのが特徴。2つのココットに加え、ミニパンは4つ付属。人数が多くても短時間でチーズを溶かせます。また、フォンデュを楽しみながら更にチーズをかけて“追いチーズ”をするという贅沢も可能に!
また、オプション(別売)のプレートを使えば20センチまでのピザも調理可能。下段にピザをセットし、上段では野菜や肉などをグリルするという使い方が可能となり、省スペースでリッチなパーティが実現します。
2面ホットプレートと挟み焼きグリルになる2ウェイアイテム
最後に紹介するのは折りたたみ式ホットプレート「2ウェイグリル アメット」。開いて使えば2面のホットプレートに、閉じて使えば挟み焼きグリルとなる1台2役のアイテムです。
開いて使うホットプレートでは、肉とバンズを両方焼いてハンバーガーに、目玉焼きを使った丼ワンプレート料理に…といった形で幅広く使えます。このほか、エダジュンさんは台湾の屋台料理で有名なルーローハンを調理。挟み焼きグリルでは、ステーキなどの肉はもちろん、魚や野菜も裏返す手間がなく短時間でこんがりと焼き上がるのが便利。焼き鳥も串ごと挟んで焼けます。
上記新作のほか、会場には「ワインオープナー/ワインキーパー」(9月発売予定)、「コンパクト マイコン炊飯器」(10月発売予定)、「Air Oven(エアー オーブン)2.8L」「Food Dehydrator(フードディハイドレーター)」(ともに11月発売予定)などが展示され、各商品ブースも大盛況。今回はそれぞれのポイントに触れたレポートとなりましたが、発売の時期になったら改めてじっくりと「使ってみた」記事を書きたいと思います。こうご期待!