ライフスタイルが多様化し、共働き世帯が増えるなど、家事には時短が求められる時代。とはいっても、毎日の食事は手抜きせず自炊したい。そんなワガママな願いをかなえてくれる“ほったらかし家電”がいま注目されています。
そこでひそかに市場拡大中なのが、自動調理ができる電気鍋。各メーカーから新作がリリースされるなか、パナソニックの名機がリニューアルし、「電気圧力なべ SR-MP300」(以下SR-MP300・実売価格2万9450円)としてリリースされました。果たしてどれだけ“ほったらかし”で調理できるのか? 実際に使って、試してみました!
コンパクトなサイズで出しっぱなしでも映えるデザイン
手間がかかる煮込み料理などを短時間で作れる圧力鍋。さらに電気のチカラで省エネや手軽さを実現したのが、電気圧力鍋です。電気圧力鍋は大きなサイズになりがちですが、今回のSR-MP300は思ったよりもコンパクト。キッチンに出しっぱなしでも映えるオシャレなデザインです。
食材を入れてボタンを押すだけで調理スタート
使い方はカンタン。鍋の中に食材や調味料を入れて、圧力と調理時間を設定するボタンを押していけば調理がスタートし、あとは完成を待つばかり。火を使わないので、面倒な火加減の調節は不要。水を使わない「無水調理」ができるし、油も使わないので、素材の味を活かしたヘルシーな仕上がりになるのも特徴です。
これ一台で様々な料理が作れるのですが、何をどうしたらいいかわからない……という人のために、内容充実のレシピブックが付属しています。ほったらかし&時短に加えて、レパートリーも増えちゃいます。
「自動調理モード」で豚の角煮を作ってみる
それではさっそく使ってみましょう。付属のレシピブックのなかから、今回は2つの料理にトライしてみます。まずひとつめは家庭料理の定番、豚の角煮。本機に搭載された「自動調理モード」を使います。
豚バラのブロック肉を食べやすい大きさにカットして、水、濃口しょうゆ、砂糖、みりん、しょうがなどと一緒に鍋へ投入します。
フタをしめて、おもりを「密閉」に合わせたらスイッチオン。「自動調理3」というモードにしたら、スタートボタンを押します。あとは完了するのを待つだけ。