家電
オーブン・レンジ
2019/9/26 22:35

人類永遠の悩み「献立決め」を解消する! アプリ連携でオーブンレンジ「ビストロ」がさらなる高みへ

パナソニックは、無線LAN対応でアプリと連携するスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS2600」を10月21日より発売します。実売予想価格は18万円前後。

↑庫内容量30Lの「3つ星ビストロ NE-BS2600」。サイズ/質量は494×435×370mm/19.6 kg。カラーはブラック

 

アプリとの連携で毎日のレシピを提案してくれる

同社は、料理に関する困りごとの上位に「夕食や昼食の献立を考えること」「料理のレパートリーの少なさ」が挙げられていることに着目。日々の献立に役立つ新しいメニュー提案や機器の使いこなし促進といった、食事づくり全体でのサポートが必要と考えました。

 

本製品は、こうした背景を受けて開発されたもの。本体を無線LANに接続し、新しい食のプラットフォームアプリ「キッチンポケット」と連携する事で、「献立」や「機器の使いこなし」、さらには「料理の下ごしらえ」をサポートし、食事づくり全体でお役立ちできるサービスを提供します。アプリには本製品で調理できるその日のおすすめメニューや1週間分の献立が表示。お好みのメニューはアプリから送信することで機器本体に保存でき、購入後も新しいメニューを増やせすことができます。

↑アプリでは、ビストロで調理できる主菜一品と副菜二品のメニューを1週間分提案してくれます。1週間分の献立を決めたら、食材の買い物リストを自動生成してくれるのが便利。主菜と副菜はそれぞれ変更することも可能です

 

↑レシピを選んだら、ビストロ本体に送信すればOK

 

またアプリのユーザー同士で、レシピや機器の使い方のお悩み解決といった情報交換ができ、購入後の機器の使いこなしを促進します。今後アプリは随時アップデートされ、ユーザーの好みにあわせたメニュー提案や、社外連携を通じたサービスも充実させるとのこと。

↑ユーザー同士で情報を交換できる「コミュニティ」には、困ったときに役立つ「だれか教えて!」などのコンテンツを用意

 

9月25日に行われた本製品の体験会では、実際にアプリを使って調理された料理が振る舞われました。なかでも衝撃だったのが「鶏肉のバスク風」。こちらはビストロが得意とする「ワンボウルメニュー」で、カットした鶏肉やトマトの水煮、たまねぎといった食材と調味料を耐熱ボウルに入れ、ビストロで調理するだけ。たったそれだけで、ジューシーでコク深い一皿に仕上がっていました。

↑体験会で振る舞われた「鶏肉のバスク風」

 

今後、アプリでは新メニューも随時アップされていくとのこと。また、食材宅配サービス「ヨシケイ」と連携し、ビストロ専用のミールキットを開発。アプリを通じて10月から注文できるといいます。

 

精度の高いセンサーや大火力ヒーターをはじめ、ハード面では定評があったビストロ。今回、アプリとの連携によってソフト面が充実し、まさにスキなしといった印象です。特に献立決めや食材の調達に悩んでいた方には、見逃せないモデルとなりそうですね。