今回ご紹介するのは、エレコムから発売中の「U3H-S409SBK」。USB機器を接続したまま電源をON・OFFできるUSB3.0対応のアイテムです。一般的なUSBハブとの違いに注目しつつ、早速レビューしていきましょう!
大容量のデータ転送に最適な「U3H-S409SBK」(エレコム)
本体と一緒にACアダプタが同梱された同商品。ACアダプタから電源を供給する「セルフパワー」、USBケーブルを通じてUSBホストから電源を供給する「バスパワー共用タイプ」の2パターンで使い分けできます。
セルフパワーモードで利用した場合、消費電力の大きなハードディスクドライブやDVDドライブなどを使っても安定した電源供給が可能。なお、最大転送速度はUSB3.0スーパースピード/5Gbps、USB2.0ハイスピード/480Mbps、USB1.1フルスピード12Mbpsほどです。
4つのポートには、電源をON・OFFできる個別スイッチが搭載。これにより、コネクタを抜き差しする手間が省けるのはうれしいポイントです。また各ポートごとに、通信状態を確認できるLEDランプがついています。“接続機器表示ラベル”も付属されているため、複数のUSB機器を接続しても識別がラクチン。
裏側の強力なマグネットを利用すれば、スチール製のデスクなどにガッチリ固定できます。さらにポートが一列に並んでいるので、ケーブルを一方向に接続可能。デスク周りを整理したい時に重宝するかも。
ちなみに対応OSは、Windows 8.1、8、7(SP1)、Vista(SP2)、XP(SP3)/Mac OS X 10.6~10.6.8/OS X 10.7~10.7.5、10.8~10.8.3、10.9などです。4ポートの合計供給可能電流はセルフパワー時に3600mA、バスパワー時が720mA以内となっていました。供給電力は最大20Wのようです。
それでは、早速使ってみましょう。試しにハードディスクドライブを使って大容量のデータを転送すると、速度が一目瞭然。USB2.0より約10倍は速い印象でした。用が済んだらスイッチを押すだけでOFFになるため、使い心地もバツグン。これなら消費電力の大きいUSB機器を使用しても作業がスムーズに進みそう。
実際に購入した人からは、「転送速度が早いからハードディスクドライブを接続する時に愛用してます。今では手放せないアイテム」「煩わしいケーブルの抜き差しをする必要がないので超便利です」「個別スイッチがついてるのも地味にありがたい」と好評の声が多数上がっています。
USBハブを多用する人は、この機会に「U3H-S409SBK」を利用してみてはいかが?
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