家電
2019/11/11 18:00

「ユーザー参加のアジャイル型」で行こう! ダイキンが「挑戦」を詰め込んだ「ひと味違う」4製品をチェック

ルームエアコンと連動して快適性を向上させる「AIRLINK」

次にダイキン工業の空調営業本部 事業戦略室企画担当課長の成実峻介氏が登壇。DAIKIN LAUNCH Xから生まれた4製品の詳細について語りました(以下)。

↑アシストサーキュレータAIRLINK。直販価格は4万円(税抜)

 

「アシストサーキュレータAIRLINK」は、11月1日よりDAIKIN LAUNCH Xの「ONLINE SHOP」にて先行販売開始。本製品はエアコンと連動して空気を縦貫させることで、部屋の温度ムラを軽減し快適にすることができます。また、ダイキンのルームエアコンとWi-Fi接続することで、オンオフが連動可能。風量を自動設定にすることで、あらかじめ設定した目標温度になるよう自動で風量設定を行ってくれます。

 

本製品は2018年5月に第一弾モデルを発売。そこにユーザーからの要望や使い方を反映し、設置方法のバリエーション追加、風量調整を15段階に増加、掃除をしやすいよう外カバー脱着を実現、といった改良が加えられています。

 

エアコンと連動してユーザー好みの環境を自動設定する「Beside」

↑「Beside」。実売予想価格は2万円(税抜)

 

11月30日発売予定の「Beside」(ビサイド)は香港のIoTベンチャー、Ambi Labs社との協創により開発された製品。温度や湿度、CO2濃度や照度、天気などを内蔵のIAQセンサーで検知。赤外線センサーによりエアコンを自動で設定します。その際、ユーザーは自分の好みを7段階で評価しアプリから送信すると、クラウド上でユーザーの好みをAIが学習。使えば使うほど快適な環境を自動的に作り出してくれます。

↑充電はUSB-C経由で行う

 

本製品ではダイキン製のエアコンはもちろん、赤外線センサーを搭載したエアコンも操作可能。スマホのアプリからの遠隔操作はもちろん、GPS機能を使い外出時のエアコン消し忘れなどをスマホに通知したり、家の近くまで来たら自動的にエアコンが運転を開始したりといったことも可能となります。また、ダイキンのフラッグシップエアコン「うるるとさらら」と接続すると、CO2濃度の上昇を検知し、自動で換気運転を行うこともできます。発売後もアプリのアップデートにより、さまざまな機能を追加する予定とのこと。

↑センサーから取得した情報はスマホ・タブレットのアプリで確認可能

 

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