日立アプライアンスは、IHジャー炊飯器「ふっくら御膳」RZ-YW3000M(実売価格11万6640円)と過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」MRO-SV3000(実売価格17万640円)を6月23日から発売します。それに先駆けて行われた両機の説明会に参加してきました!
炊飯器「ふっくら御膳」はごはんの甘みがアップ!
まずは炊飯器「ふっくら御膳」RZ-YW3000Mの説明から。主な特徴は、以下の通りです。
●ふっくら甘く炊き上げる日立独自の「圧力スチーム炊き」を搭載
●1合や2合の少量炊飯でもおいしく炊き上げる
●炊飯時の蒸気をカットし、置き場所に困らない
本製品は、圧力をかけた状態でスチームを発生させる日立独自の「圧力スチーム炊き」を進化させることに成功。「白米・極上ふつう」コースでは、高温で米をしっかりと浸すことなどにより、従来機種に比べてごはんの甘みを向上させました。
また、「極上炊き分け」機能も搭載し、用途に合わせて好みに炊き分けることが可能。しゃっきり・ふつう・もちもちの3種類から食感が選べます。
また、炊飯時に蒸気をほとんど排出しないため、置き場所に困ることもありません。このほか、「1合まで」「2合まで」が設定できる少量炊飯専用ボタンを搭載。細かく加熱制御を行うことで、少量でも煮崩れさせずおいしく炊き上げるとのこと。実際に説明会で少量炊飯のごはんを食べてさせていただいたところ、確かに粒がしっかりしていて、食感の良さが際立っていました。
オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」は和食などのオートメニューが大充実!
続いて、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」MRO-SV3000の特徴は以下の通り。
●重さや温度をはかる「Wスキャン」を活用して、肉や魚の旨み成分を引き出す
●郷土料理を含む和食など、レパートリーが広がる多彩なオートメニューを搭載
●調理中の煮込み具合や焼き色が見やすい「明るい庫内」
本機は、食材の重さと温度の両面を計測する「Wスキャン」を搭載。これを活用した自動加熱制御により、肉や魚の旨み成分であるイノシン酸やグルタミン酸を引き出すオートメニューを29種類搭載しました。
さらに、冷凍したひき肉や薄切り肉、刺身などの解凍ムラを抑えるほか、ごはんやおかずをラップの有無にかかわらず適温に温めることができます。
また、日本各地で受け継がれている郷土料理などを含む和食のオートメニューを124種類搭載しました。このほか、庫内にはLED庫内灯や左右側面に明色のシリコン系塗装を採用。調理中の煮込み具合や焼き色が見やすいうえ、調理後の汚れもよく見えて落としやすいなどお手入れのしやすさにも配慮しています。
両機で作った和食膳の味が本格的で驚いた!
説明会の最後には、「ふっくら御膳」で炊いたごはんと、「ヘルシーシェフ」で調理したきんめだいの煮付け、かぼちゃの含め煮、かつお昆布だしのお吸い物が提供されました。ごはんは粘りが少なめで、あっさり、さっぱりした印象。雑味が少なく、食べやすかったです。
おかずのほうは、レンジで調理したとは思えないほど本格的。きんめだいはしっとり仕上がり、かぼちゃは中まで柔らかく、どちらも味がしっかりしみていました。お吸い物のだしもレンジで作ったとのことですが、旨みが明瞭で本格的な味わい。材料を入れるだけでこんなおいしいお膳ができるなら、お嫁さんに作ってもらう必要もないのでは、と思いました。
自動メニューが充実した「ヘルシーシェフ」と、少量炊飯にも配慮した「ふっくら御膳」。この両機は、特に和食を好むシニアの夫婦世帯などには最適なモデルといえるでしょう。
【URL】
日立アプライアンス http://www.hitachi-ap.co.jp/
「ふっくら御膳」RZ-YW3000M製品情報 http://kadenfan.hitachi.co.jp/kitchen/lineup/rzyw3000m/
「ヘルシーシェフ」MRO-SV3000製品情報 http://kadenfan.hitachi.co.jp/range/lineup/mro-sv3000/