新型コロナウイルスの影響で勤め先が在宅勤務になり、リモートワークが導入された方もいるのではないでしょうか。筆者がやりとりをするGetNavi web編集部もリモートワークをスタート。慣れない自宅での作業で、編集部から挙がった声として多かったのは、「コーヒーを飲む量」が増えたということ。
そもそも、国内のコーヒー消費量はサードウェーブやコンビニコーヒーブームの影響で、2015年に初の45万トンを突破(出典:全日本コーヒー協会/統計資料/生豆ベース)。以降もその年によって上下はあるものの、20年前と比べて約10万トンも増加しています。
コーヒーの消費自体も増えていますし、在宅勤務の場合はオフィスと違って、何かを飲んだり聴いたりするのは比較的自由。業務のお供にコーヒーという流れも想像できます。
ただ、毎度お湯を沸かしてコーヒーを淹れるのも手間だったり、逆に、業務に集中したいからおいしい一杯にこだわったり、はたまた缶コーヒーを箱買いするぐらいならより経済的に飲みたかったりと様々なニーズがあるはず。というわけで本記事では在宅ワークで試行錯誤している方に向けて、テーマ別でオススメのコーヒーメーカーを紹介します。
【その1】手間を減らしてとにかく効率的にコーヒーが飲みたい
ネスプレッソ「VERTUO」は、カプセルのふちに刻まれたバーコードに、カップサイズ、回転数、注入湯量、湯温、蒸らし時間などの情報がインプットされているため、ユーザーは設定要らずのワンボタンで抽出可能。2020年1月30日に新発売となったハイテクマシンです。
「なるべくおいしいコーヒーを飲みたい。でもコーヒー抽出に時間を割きたくない」という人はこれでしょう。ワンボタンなので手間がなく、「アルト」というサイズなら一杯約414mlと大容量なので、何度も抽出する必要もなく効率的。きめ細やかで厚みがあるボリューミーなクレマ(泡)も魅力です。
【ネスプレッソ VERTUOのレビュー記事】
黒ビール…? いやコーヒーです! 贅沢な「泡」を楽しむ「まったく新しいシステム」が日本上陸
【その2】高額製品には手が届かないけど本格的なコーヒーを飲みたい
コーヒー豆や缶コーヒーに喫茶店など、日本のコーヒー市場をけん引してきたUCC。同社が満を持して開発した、カプセル式コーヒーシステムが「ドリップポッド」。その新作が、今年1月に発売となった「DP3」です。
カプセルの豆が高品質なのはもちろん、マシンの抽出に関しても膨大な知見と技術が凝縮。エスプレッソ系のマシンのように圧力をかけないため静音で、シンプルながら好みの濃度に設定できる機能も十分です。それでいて価格は高額でなく、カプセルも12個816円~とリーズナブル。ハイエンドモデルとまではいかないながらも、本格コーヒーを飲みたい人はご検討を!
【UCC「ドリップポッド DP3」のレビュー記事】
自由度が高すぎやしないか? 国内コーヒーの権威「UCC」がスゴい新作を出してきた
【その3】毎日使うものだから、インテリアとしても映える一台が欲しい
日本コカ・コーラ初の家電開発だからこそ、規定概念にとらわれない発想でイノベーティブなコーヒーマシンが生まれました。それが「&Drip」。
1975年からいまも人気の缶コーヒーブランド「ジョージア」の開発で培った知見を活用しつつ、独自のカプセル式コーヒーマシンを生み出した画期的な一台です。喫茶店のマスターが円を描きながら抽出するおいしさを再現した万人受けする味、タンクには通常の水のほかに「い・ろ・は・す」も使えるという利便性など、様々な個性が光ります。
ユニークなアイデアや革新的なクリエイティブは、世界的デザイナーの佐藤オオキさん率いるnendoが監修して実現。マシンの色や形は、キッチンよりもリビングに調和する美しさに仕上げられています。インテリアとしても映えるコーヒーマシンを探している方は、要チェックといえるでしょう。
【日本コカ・コーラ「&Drip」のレビュー記事】