「外出自粛」「臨時休校」などの影響で、いつもより部屋が汚れる……とお悩みの方は多いはず。そこで今回は、近年進化が著しいロボット掃除機をご紹介。目に見える範囲以外もキレイにしてくれるうえ、掃除をおまかせできるのが便利です。
※こちらの記事は「GetNavi」 2020年6月号に掲載された記事を再編集したものです
※記事中の価格はすべて2020年4月15日現在のものです
私がセレクトしました!
運転前の床の片付けやゴミ捨ての手間さえ大幅軽減
骨の折れる掃除機がけやモップ・雑巾がけは、ロボットに完全にまかせられる時代が来ています。アイロボットはルンバ i7+とブラーバ ジェット m6ともにフロアを最も効率的なルートで掃除。さらにi7+の自動ゴミ収集機能や両モデルの連携機能で掃除をロボットまかせにできます。
パナソニックのルーロは、高精度な「レーザーSLAM」で床の障害物にぶつからずにゴミを取ります。掃除の前の片付けが面倒な人にオススメ。拭き掃除ロボットのローランは、市販の掃除シートも使えて便利!!
【その1】間取り学習でムダなく動きゴミ捨ても数か月不要!
アイロボット
ルンバ i7+
実売価格14万2868円
進化したマッピング技術でフロアの間取りを学習・記憶。掃除したい部屋やエリアだけアプリで指定でき、自由度の高い掃除ができます。スマートスピーカーを使った音声操作にも対応。
SPEC●ナビゲーション技術:iAdapt3.0ビジュアルローカリゼーション●清掃範囲:フロア全体●稼働時間:最大75分(※)●充電時間:約3時間●サイズ/質量:φ351×H92mm/約4.0kg
※:自動充電・ゴミ捨て後に掃除を再開
【Impression】掃除を意識しなくても部屋がずっとキレイ
「掃除する部屋と時間をアプリで設定しておくだけで部屋がずっときれい! ゴミ捨ても数か月に1回で済み、普段は掃除を意識することがありません」(平島)
【その2】ルンバi7+と同じ頭脳を備え賢く拭き掃除を行う
アイロボット
ブラーバ ジェット m6
実売価格7万6868円
ルンバ i7+と同じ間取り学習機能を搭載。床面に水を噴射し、皮脂汚れも浮かせて拭き掃除します。状況に応じて自動でホームベースに戻って充電。その後、掃除を再開して完遂します。
SPEC●ナビゲーション技術:iAdapt3.0ビジュアルローカリゼーション●最大稼働面積:ウェットモード60畳(※)/ドライモード60畳●充電時間:約3時間●サイズ/質量:W270×H90×D252mm/約2.2kg
※:iRobot HOMEアプリから指定した場合。初期設定は24畳。部屋の形状や床の状態、バッテリーの状態により異なります
【Impression】自動充電が備わり広いフロアもカバー
「ブラーバはこのm6から自動充電・掃除再開が可能になり、広いフロアも拭き掃除を完遂できるようになったのが◎。ルンバとの連携プレーも秀逸です」(平島)
【その3】「レーザーSLAM」の新採用で間取りと自己位置を正確に認識
パナソニック
ロボット掃除機 RULO(ルーロ) MC-RSF1000
実売価格16万9400円
三角ボディで部屋角のゴミも逃さず除去。空間認識技術「レーザーSLAM」で部屋環境を的確に認識し、掃除完遂率が飛躍的に向上しました。人を追尾し、特定の場所をスポット掃除する「otomo」機能も装備。
SPEC●ナビゲーション技術:レーザーSLAM●最大稼働面積:約120畳●連続使用時間:約100分●充電時間:約5時間●集じん容積:0.25L●サイズ/質量:W345×H99×D330mm/3.4kg
【Impression】掃除前の片付けをしなくて済む!!
「ゴミの取り逃しが大幅に低減し、満足度が格段に上がりました。ロボット掃除機の難点である“使う前に床の障害物を片付ける手間”が解消されたのもスゴい!!」(平島)
【その4】モップのキレイな面でコの字ルートで拭き掃除
パナソニック
床拭きロボット掃除機 Rollan(ローラン) MC-RM10
実売価格4万8030円
拭き取り部のローラーに専用モップを巻きつけて拭き掃除を行います。ローラーが約5分半ごとに約30度回転して拭き取り面を変え、掃除終了までモップのキレイな面で床のざらつきやベタつきを拭き取ります。
SPEC●掃除モード:水拭き/乾拭き/スポット/シート●給水タンク容量:約180ml●最大稼働面積:20畳●連続使用時間:約60分●充電時間:約2.5時間●サイズ/質量:W240×H80×D243mm/2.5kg
【Impression】360度モップ全面で汚れをしっかり除去
「モップが床に接する面を少しずつ変えながら走行するため、拭き残しや、モップに付いた汚れが床に広がる心配が少ない。市販のシートが使えるのも便利」(平島)