家電
炊飯器
2021/1/15 6:00

タイガーが炊飯器で「家事DX」を実現!? アプリ連携で「料亭の炊き方」と「米の自動注文」ができるIoTモデル

タイガー魔法瓶は、IoT機能を搭載した圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JPA-X100を2021年1月21日より発売します。実売予想価格は5万5000円。同社によると、本機は「家事のデジタルトランスフォーメーション」(DX=デジタル技術による変革)を実現するモデルといいます。

↑圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JPA-X100のサイズはW252×D302×H211mm、質量は約5.4kg。最大炊飯容量は5.5合

 

アプリ連携で炊きわけや米の自動再注文が可能に

米の特徴は、銘柄だけでなく季節や収穫年度によっても異なるため、料亭などでは米を炊くとき、状態に応じて水分量や火加減を調整して炊きわけるとのこと。

 

その点、本機では「TIGER HOME」アプリで炊飯プログラムをダウンロードすることで、料亭のように米の銘柄や状態に合わせて炊きわけ、おいしさを最大限に引き出すといいます。初期搭載では「米・食味鑑定士協会」のデータを活用した50種類の銘柄米の炊飯プログラムを搭載。米を購入したあともIoT機能を使ってクラウド上に新たな銘柄米炊飯プログラムが追加・更新されます。

さらに、ジャー炊飯器で炊いた米の量(合数)をクラウドに連携。集計した炊飯データをクラウド上でAI分析し、お米の残量を計算・管理します。残量が少なくなるとアプリ上でお知らせするので、買い忘れすることがありません。

 

アプリの「お米便」メニューでは、米の再注文機能を設定することが可能。「お米便」の登録ストアからAmazon Dash Replenishmentとの連携を選ぶと、米がなくなりそうなタイミングで再注文を自動で行えるうえ、注文した銘柄に合わせて炊飯プログラムを本体に自動更新することができます。

※自動再注文サービスはAmazon以外のECストアでも今後対応予定

 

米の残量や炊飯状況が外出中でもアプリで確認でき、予約時間や保温時間の確認ができるのも便利。アプリを家族と連動すれば相手の炊飯状況がどこにていも確認できるので、離れて暮らす家族を見守る機能としても役立ちます。

 

炊飯器の本体には「遠赤5層土鍋蓄熱コート釜」を採用。蓄熱性の向上と土鍋のような細やかな泡立ちを実現するとともに、熱をムラなく均一に広げて米の一粒ひと粒までふっくら炊き上げます。

 

内釜を包むIHヒーターは加熱面積を広げ、火力・蓄熱性を高めた「釜包みIH」を採用。より広い面積で加熱することで加熱量がアップし、お米本来の甘みを引き出します。大小2つの圧力ボールを制御する「可変W圧力炊き」で、ねばりを引き出ししっかり炊き上げるのも特徴。

↑「遠赤5層土鍋蓄熱コート釜」のしくみ
↑「可変W圧力炊き」のイメージ

 

このほか、「少量高速」「冷凍ごはん」など、便利なメニューも搭載しています。定評のある炊飯技術にIoT機能が加わることで、ますます便利になった圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>JPA-X100。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。