新型コロナウイルスの影響はまだまだ根強く、家飲み需要の拡大は今年もしばらく続くでしょう。そんな状況のなか昨年末に発売され、初回納入分が予約完売となった人気家電がライソンの「せんべろメーカー KDGC-005B」(実売価格5980円)です。この「せんべろメーカー」、1台でおでん、焼鳥、つまみの炙り、熱燗が楽しめる、呑兵衛な人にとっては夢のようなアイデア家電。豊富な種類の居酒屋メシに対応し、1000円でベロベロに酔える通称“せんべろ”を自宅で楽しめるとのこと。これはワクワクが止まらない! というわけで、「せんべろメーカー」で実際に“せんべろ”を体験してみました!
とっくりとおちょこまで付いた豊富な付属品がウリ
「せんべろメーカー」は、熱源となる本体部分に加えて、焼鳥用の網、炙り網、おでん鍋、熱燗用の小鍋、さらにはとっくり、おちょこが付属しています。基本的には食材とお酒さえ用意すれば、あとは全部せんべろメーカーにおまかせというわけ。
本体サイズは約幅31.5×奥行10.5×高さ10.5cmととてもコンパクト。ゆえに、大人数よりは、おひとり様、あるいは少人数で楽しむのが良いでしょう。
飲み始めるまでいちいち面倒な操作があると、せっかくの興も醒めてしまうもの。その点、せんべろメーカーは扱いやすいのも魅力です。操作は電源スイッチのON/OFFを切り替えるだけと実にシンプル。火を使わないので、安心してアツアツの酒と肴を楽しめます。網や鍋は全て取り外しが可能で、丸洗いもできるので、お手入れも簡単です。
市販の焼鳥を炙ると、香ばしくジューシーに!
それでは、実際にいろいろなおつまみを調理してみましょう。まずはスーパーで購入してきた焼鳥を炙ってみます。もちろん熱源と網があるので、イチから焼いたり煮たりすることもできますが、本機の火力を考えると、できあいのお惣菜を買ってきて温めるほうが適していると感じます。
なお、すべての調理に共通することですが、調理する前には下段のトレイに水を張っておきましょう。トレイには目安となる線があるので、その高さまで水を入れます。専用の網を本体上段にセットしたら、スイッチをON。すると、ヒーター部分はなかなか温まるのが早いと感じました。ONにしてから30秒ぐらいで、しっかり加熱されていることが感じられます。
ヒーター部分が赤くなり、充分に予熱できたら焼き鳥を網の上に並べていきます。しばらくじっくりと焼いていくと、香ばしい香りが立ち上ってきました。余分な脂は下段のトレイに落ちるので、カロリーも抑えられて、そのまま食べるよりもヘルシーです。
自分好みの焼き加減になったら完成! 食べてみると、とてもジューシーな焼き上がり。電子レンジよりもムラなく自然に温まって焦げ目もつくので、本格的な風味が楽しめます。ただし、くれぐれも焦がしすぎにはご注意ください。