生活、仕事それぞれのスタイルが目まぐるしく変わる今。さらにコロナ禍の巣ごもりなどでオン/オフの境がつけにくくもなっており、常に緊張状態が続いている人も少なくないと思います。
そういった人たちに対し、「炎を眺めてリラックスして欲しい」という思いから老舗石油ストーブメーカー・トヨトミが家庭で楽しめるランタンを開発。言わば「鑑賞するためのランタン」とも言える本製品ですが、「炎の新しい価値の創造」としてクラウドファンディングで開発費用を募ったところ、2か月間で約120名の方からの支援が上がり、総額約430万円を集めて見事製品化に至りました。
この家庭で楽しめる固形燃料ランタンは「Re:ful(リフル)」と名付けられ、希望小売価格は3万9600円(税込)。すでに初回予約分は完売し、次回は4月1日より予約を開始する予定です。前例のない製品ではあるものの、多くの人が注目し期待を寄せている「Re:ful(リフル)」。実際に使ってみながら、その価値を探ってみたいと思います。
1点1点手作りのガラスフードと、同じ木目や色味のモノはないボディ
取り寄せた「Re:ful(リフル)」を取り出し、並べてみました。1点ごとガラス職人さんが「回し吹き」で作り上げているガラス、国産天然木材を削り出し、木目や色味が同じものは1つとしてないボディが、量産される製品との大きな違いを感じます。また、消化フタやボディ内部も、使い手の邪魔にならない無駄がいっさいない意匠で、どんなインテリアにも合いそうです。
固形燃料(別売)は、お洒落なジッパー付きの専用パックに入ったもので12個入り。合計180分の炎を楽しめる計算になります。