【その4 ゴミ捨て/お手入れのしやすさをチェック】
ゴミ捨ては手間なし。ヘッドもお手入れがほぼ不要だがクリアビンの掃除はやや面倒
ゴミ捨ての手順は、本体から延長パイプを抜き、クリアビン(ダストカップ)のレバーを押すだけ。底のフタがパカッと開いて、ゴミに触れずにゴミ捨てできます。クリアビンの奥に残った毛ゴミもそのままクリアビンを押し出すことで捨てられます。
お手入れ面では、クリアビンの掃除がやや面倒に感じました。残念なのは水洗いができないこと(クリアビンは水に濡らして固く絞った布巾で拭きます)。また、掃除後に外したクリアビンを本体に装着するとき、クリアビンの溝と本体ガイドの溝をうまく合わせるのにやや手間取りました。
本体後方のフィルターとLaser Slim Fluffyクリーナーヘッドのローラー(回転ブラシ)部分は、取り外して水洗い可能です。ローラーヘッドは髪の毛やペットの毛などが絡みにくく、お手入れがとてもラクですが、さらに水洗いにも対応しているのでメンテナンスの負担が減りました。
ちなみに本機にはもうひとつ、ダイレクトドライブクリーナーヘッドが付属していますが、こちらは水洗い不可。また、硬いブラシでカーペットなどのゴミをかき取る方式のため、どうしてもブラシに毛が絡んでしまいます。ただ、一般のブラシヘッドと比べてブラシ毛の量が少ないので、毛絡み除去はそこまで大変ではありませんでした。
【その5 設置性をチェック】
自立型の充電ドッグが付いて設置が圧倒的にラクになった!
ダイソンのコードレススティックは、壁掛け式の収納用ブラケットに設置するのが基本。しかし、賃貸住宅では壁に穴を開けられないことも多く、万人に使い勝手が良いというわけではありませんでした。これに対し、Dyson V12 Detect Slimは全ラインナップに自立型の専用充電ドックを付属し、スマートな収納が可能。台座も直径約28cmで設置スペースを取りません。この充電ドック採用でダイソンのコードレススティックはより多くの家庭で使いやすくなりました。