ルンバは、国内では累計100万台、世界では累計1000万台を売り上げた一大ブランド。2014~2015年にかけての4か月で、国内ロボット掃除機市場の販売台数1位となるなど、快進撃を続けています。現状のラインナップは普及機の600シリーズ、ハイエンド機の800シリーズというシンプルな構成です。
基本機能に特化したエントリーモデル 600シリーズは、オプション機能や付属品を省略し、リーズナブルな価格を実現。ですが、「かきだす」「かきこむ」「吸いとる」を同時に行う「3段階クリーニングシステム」でゴミを残しません。
高い清掃能力と長寿命を両立したハイエンド機 800シリーズは、ルンバ内部に真空状態を作り、強力に吸引する「AeroForceクリーニングシステム」を搭載。バッテリー寿命を従来機の2倍に延長し、新たにメンテナンスサービスも追加されています。
そんなハイエンド機の800シリーズから2015年6月に発売になった最新の2モデルを紹介します。
長寿命バッテリーを新搭載しメンテプランも付帯するから長く使える!
ルンバ875
実売価格7万9920円
2015年6月発売
約6年持続する長寿命のバッテリーを新搭載した一台。購入から約10か月後に無料でメンテナンスサービスが受けられるプランも付帯します。見えない壁を作り、ルンバの稼動領域を制限できる「バーチャルウォール」も2個付属。
新搭載の「iRobot Li-ion リチウムイオンバッテリー」。寿命は従来比2倍の約6年に延長。
剛性と弾性を兼ね備えた素材を用いたローラーを採用。菱形状に効率よくゴミをかき集めます。
隣接する複数の部屋を順番に掃除してくれるモードを搭載!
ルンバ885
実売価格9万720円
2015年6月発売
ルンバ875に、ナビゲーションシステム「お部屋ナビ」を追加。「お部屋ナビ」には、隣接する部屋を区切り、複数の部屋を順番に掃除させてムダを省く「ライトハウスモード機能」を搭載しています。交換用のエッジクリーニングブラシも2個付属。
部屋の境界線に設置して部屋を分ける「お部屋ナビ」。複数の部屋の掃除が、効率的に行えます。
集じん方式はダストビン式。引き出してゴミ箱に開ければ、手を汚さずゴミが捨てられます。
番外編! 様々な場所で活躍するアイロボット社のロボット
アイロボット社は、軍事・産業用ロボットの開発も行っており、実はルンバは地雷探査ロボットの技術を基に作られています。現在では、危険地帯の探査に適した機種や雨どいを掃除する機種、モニター型の機種など、様々なロボットが活躍中です。
多目的作業用ロボット「PackBot」。東日本大震災では、福島第一原発の内部探査で活躍しました。
離れた人物と対面しているかのような感覚をもたらす「Ava500」。歩行中でも利用できます。