“いま購入時に押さえておきたいキーワード”とともに、製品それぞれの魅力を紹介。今回は、吸引と水拭きを1台でこなすロボット掃除機に要注目。2台持ちよりも省スペースで導入できるうえ、昨今は単機能タイプと比べて遜色ないほどの高い走行技術を備えた製品もある。障害物の回避性能のほか、自動ゴミ収集機や見守り機能などの付加価値を見極めたい。そこでGetNavi本誌家電担当がその使い心地をチェック!
※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。
機能十分で5万円台を実現し2Wayタイプ入門に最適
アンカー・ジャパン
Eufy RoboVac L70 Hybrid
実売価格5万4800円
低価格ながらAIによる正確なマッピング、アプリによる侵入禁止エリア指定などに対応。モップモジュールを付ければ吸引&水拭き、外せば吸引のみと運転切替できる。電池が少なくなると自動で充電台に戻り、充電後に掃除を中断した位置から掃除再開。
SPEC●吸引力:2200Pa●清掃モード:自動モード・スポットモード・エリア指定モード・カスタム清掃●乗り越え高さ:18mm●音声操作:Amazon Alexaに対応●サイズ/質量:φ355×H105mm/約3.85kg
最長稼働時間:約150分
充電時間:約4〜5時間
ダストボックス容量:0.6l
マッピング技術:A.I Mapテクノロジー+iPathレーザー・ナビゲーション
【Impression】
全要素が及第点以上でこの価格なら購入の価値あり!
猫砂などの大きなゴミをわずかに取り逃がすこともあったが、吸引力はほぼ問題なし。ただし、マッピング技術が優秀である一方、障害物回避機能は非搭載なので、床をある程度片づけてから使いたい。BoostIQ機能でカーペットがよりきれいに掃除できるのはナイス。ダスト容器の開口部が幅広で、ゴミ捨てにはコツが要る。
[5点満点で評価]
吸引性能:4.0/5.0
水拭き性能:3.5/5.0
走行性能:4.0/5.0
独自機能:4.5/5.0
お手入れのしやすさ:4.0/5.0