家電
冷蔵庫
2022/5/7 19:00

家電のプロが推す「お酒好きにもうれしい冷蔵庫」って? いま買うべき「最新家電の傑作」冷蔵庫編

昨今のライフスタイルに適した生活家電の注目のアイテムを、家電に精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”を紹介する!

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

スリムなボディに大容量を備え低温・高湿の冷蔵室が秀逸

【冷蔵庫】

日立

HXタイプ R-HX54R(※)

実売価格23万8000円

本体幅650mmを保ったまま容量は従来比20L増を実現したモデル。冷蔵室の一部のポケットや棚は高さを変更でき、保存する食材に適した調節が可能だ。急いで食材を冷やしたいときには「クイック冷却」が重宝。

SPEC●定格内容積:540L●年間消費電力量:254kWh/年●省エネ技術:冷蔵室独立冷却システム●冷蔵機能:まるごとチルド、クイック冷却、特鮮氷温ルーム●冷凍機能:デリシャス冷凍●サイズ/質量:W650×H1833×D699mm/114kg
※:後継機種が発売予定のため、在庫品限りの取り扱い

 

石井さんが推すのは、省スペース化に最適な冷蔵庫。お酒好きにもうれしい仕様のようだ。

 

「本体幅65cmとスリムながら容量は540Lと大量保存できるので、まとめ買いをする人にオススメです。保存技術面では、冷蔵室全体を少し低めのチルド温度(約2℃)に設定できるので、菌の繁殖を抑えて食品の鮮度も長持ち。ビールやハイボールもキンキンに冷えます。また一番上の棚は、500mlの缶を立ててたくさん入れられるので、お酒好きにはたまりません。湿度は高めに維持されているので、サラダなどもラップなしでフレッシュに保存できます。冷凍室のアルミトレイが、ほかの機種では見たことがないくらい広々としているのも魅力。アルミが放熱を助けて素早く凍らせることで、食品の細胞の破壊を抑え、美味しく冷凍できます。ごはんなどのホームフリージングもたっぷりストックできて便利です」

↑冷蔵室は低めの温度と高めの湿度が特徴の「まるごとチルド」を採用。フレッシュなサラダなども乾燥・変色を抑えて保存できる

 

↑「特鮮氷温ルーム」は、食品が凍らないギリギリの温度を保つ。肉や魚などの生鮮食品も、うまみを守れるのがうれしい

 

家電プロレビュアー

石井和美さん

白物家電や日用品の鋭いレビューが持ち味。レビューのためだけの一戸建て「家電ラボ」を開設する本格派だ。