注目プロダクトをナビゲート。今月はダイソンが約7年の開発期間を経て発売したロボット掃除機「Dyson 360 Vis Nav」を紹介!
※こちらは「GetNavi」 2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。
モーターとサイクロンの匠・ダイソンが突き進む独自路線
ロボット掃除機
発売中
ダイソン
Dyson 360 Vis Nav
(ダイソン スリーシックスティー ビズナビ)
ダイソンストア価格18万9200円
独自開発のDyson Hyperdymium™モーターを搭載。毎分最大11万回転し、同社ロボット史上最強の吸引力を実現した。360°ビジョンシステムとSLAM、26個のセンサーを組み合わせ、部屋の隅々まで正確かつ効率的に清掃。
SPEC●最大稼働時間:約50分●充電時間:約2時間30分●音声コントロール:Googleアシスタント、Amazon Alexa●サイズ/質量:W330×H97×D345㎜/4.5kg
第3弾も唯我ダイ尊なスタイリングにアッパレ
まず、筆者の第一印象は「薄くてワイド」。歴代モデルでは高さがありつつ幅がコンパクトなのが特徴的だったが、本機では高さ97㎜、幅は330㎜に刷新。しかも本体先頭に幅いっぱいのブラシバーが搭載され、D型形状となったのが新鮮だ。同社初、3種類のブラシを組み合わせフローリングやカーペットなどのゴミをしっかりとかき集め、新搭載のエッジノズルで壁際のホコリも収集しやすく進化している。
そして長年磨き上げたモーターでパワフルに吸い尽くし、サイクロンの遠心力でゴミと空気を分離。HEPAフィルターを通してきれいな空気だけを排気するわけだ。頭脳の進化ぶりも特筆。使い勝手は次号(GetNavi8月号)で詳しく紹介したい。
【HISTORY】
<日本発売 第1弾>
Dyson 360 Eye
(ダイソン スリーシックスティー アイ)2015年10月、独自のデジタルモーター、サイクロン技術、ビジョンシステムを備え堂々登場し、業界騒然。本体幅230㎜、高さ120㎜。
<日本発売 第2弾>
Dyson 360 Heurist
(ダイソン スリーシックスティー ヒューリスト)2019年3月発売。学習能力、レンズ、センサー、アプリ連携機能が大きく改良され、より効率性が向上した。本体サイズは360 Eyeと同様。
【NEW RELEASE】
ほかにもキャラ立ちな新製品が続々!!
Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機
●日本での展開有無は未定
同社で最もパワフルな空清として発表されたばかり。新技術により10m先まで空気を循環させ、広い部屋の空気を浄化する。運転音の低減にも配慮。
Dyson Zone
空気清浄ヘッドホン
ダイソンストア価格12万1000円〜
高品質なノイズキャンセリングヘッドホンに空気清浄機能を融合。約1年前に発表された“怪作”がついに発売へ!!
文/青木宏彰(本誌)