家電
掃除機
2023/5/23 12:00

約7年の開発期間を経て生み出されたダイソン “最強の”ロボット掃除機「Dyson 360 Vis Nav」がついにお目見え

注目プロダクトをナビゲート。今月はダイソンが約7年の開発期間を経て発売したロボット掃除機「Dyson 360 Vis Nav」を紹介!

※こちらは「GetNavi」 2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

モーターとサイクロンの匠・ダイソンが突き進む独自路線

ロボット掃除機
発売中

ダイソン
Dyson 360 Vis Nav
(ダイソン スリーシックスティー ビズナビ)
ダイソンストア価格18万9200円

独自開発のDyson Hyperdymium™モーターを搭載。毎分最大11万回転し、同社ロボット史上最強の吸引力を実現した。360°ビジョンシステムとSLAM、26個のセンサーを組み合わせ、部屋の隅々まで正確かつ効率的に清掃。

SPEC●最大稼働時間:約50分●充電時間:約2時間30分●音声コントロール:Googleアシスタント、Amazon Alexa●サイズ/質量:W330×H97×D345㎜/4.5kg

 

第3弾も唯我ダイ尊なスタイリングにアッパレ

まず、筆者の第一印象は「薄くてワイド」。歴代モデルでは高さがありつつ幅がコンパクトなのが特徴的だったが、本機では高さ97㎜、幅は330㎜に刷新。しかも本体先頭に幅いっぱいのブラシバーが搭載され、D型形状となったのが新鮮だ。同社初、3種類のブラシを組み合わせフローリングやカーペットなどのゴミをしっかりとかき集め、新搭載のエッジノズルで壁際のホコリも収集しやすく進化している。

 

そして長年磨き上げたモーターでパワフルに吸い尽くし、サイクロンの遠心力でゴミと空気を分離。HEPAフィルターを通してきれいな空気だけを排気するわけだ。頭脳の進化ぶりも特筆。使い勝手は次号(GetNavi8月号)で詳しく紹介したい。

↑Dyson Hyperdymium™モーターを搭載。毎分最大11万回転し、パワフルな吸引力を実現する。10個のサイクロンが10万Gもの遠心力を創出。微細なホコリを空気から分離してクリアビンの中に捕らえ、変わらない吸引力を実現する
↑魚眼レンズを用いた360°ビジョンシステムを搭載。室内を360度視認し、周囲を正確に把握する。またSLAMが情報処理し、常に効率的な清掃経路を設定

 

↑MyDysonアプリでスケジュールの設定や運転モードの切り替え、制限エリアの設定などが可能。また吸ったゴミの量をマップ表示できるのも安心感あり

 

↑ソフトなナイロン製、硬いナイロン製、カーボンファイバー製の3種を組み合わせたブラシバーで、床やカーペットのゴミを捕集。エッジノズルで壁際もカバーする

 

↑密閉性の高い5段階の捕集性能とHEPAフィルターを搭載。0.1ミクロンもの微細な粒子を99.99%捕らえて逃がさない。排気もきれいなのがありがたい!!

 

【HISTORY】

<日本発売 第1弾>

Dyson 360 Eye
(ダイソン スリーシックスティー アイ)

2015年10月、独自のデジタルモーター、サイクロン技術、ビジョンシステムを備え堂々登場し、業界騒然。本体幅230㎜、高さ120㎜。

 

<日本発売 第2弾>

Dyson 360 Heurist
(ダイソン スリーシックスティー ヒューリスト)

2019年3月発売。学習能力、レンズ、センサー、アプリ連携機能が大きく改良され、より効率性が向上した。本体サイズは360 Eyeと同様。

 

【NEW RELEASE】

ほかにもキャラ立ちな新製品が続々!!

Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機
●日本での展開有無は未定

同社で最もパワフルな空清として発表されたばかり。新技術により10m先まで空気を循環させ、広い部屋の空気を浄化する。運転音の低減にも配慮。

 

Dyson Zone
空気清浄ヘッドホン
ダイソンストア価格12万1000円〜

高品質なノイズキャンセリングヘッドホンに空気清浄機能を融合。約1年前に発表された“怪作”がついに発売へ!!

 

 

文/青木宏彰(本誌)