家電
2024/8/29 12:51

6万円切りでステーション型の安すぎるロボット掃除機も シャオミが家電・ライフスタイル製品を大量投入

シャオミ・ジャパンは8月28日(水)、合計31点のスマート家電製品やライフスタイル製品を発表しました。

 

発表された製品は、チューナーレスTV、ゲーミングモニター、ロボット掃除機、炊飯器、スピーカー、照明器具、スマート給餌器など多岐に渡ります。日本国内ではコストパフォーマンスに優れるスマートフォンやタブレットのイメージが強い同社ですが、特に中国本国では、家電を中心としたユニークかつ幅広い製品展開でも知られています。今回のプロダクトはいずれも価格競争力が強く、市場に大きなインパクトを与えるかもしれません。

 

オールインワンタイプで6万円切りのXiaomi ロボット掃除機 X20+

↑ステーション一体型のXiaomi ロボット掃除機 X20+

 

Xiaomi ロボット掃除機 X20+は、多機能なOmniステーション一体型の製品です。最長75日分のごみを貯め込める大容量ダストボックスが自動で掃除機本体のゴミを吸い出し、本体モップの自動洗浄・乾燥といったメンテナンスを定期的に実施することで、長期にわたり快適な掃除を実現します。

↑ロボット掃除機の自動集塵に加え、内部にウォータータンクを備えることでモップの洗浄・乾燥まで自動で作業してくれます

 

↑吸引とデュアルモップによる拭き掃除で効率よく清掃します

 

本体性能も特徴で、吸引力6000Paのファンブロワー、180rpmの高速回転デュアルモップ、広角認知に優れる光障害物回避システム、屋内環境をスキャンして経路をプランニングするLDSレーザーナビゲーションシステムといった、いずれもフラッグシップ級のスペックを備えています。

 

本体サイズは直径350×高さ97mm、重量は3.67kg。Omniステーションは約586×427×340mm、重量約8.39kgです。ステーションがあるぶん設置スペースは相応に取られますが、メンテナンスの手間がかかりにくい快適性は大きな魅力でしょう。

 

価格は5万9800円(税込)で、発表同日から販売を開始しています。また、9月10日までの購入で早割価格4万9800円(税込)が適用されるキャンペーンも実施中です。

↑発表会会場で開催されていたデモ。壁を避け、一段高いカーペット部分にもしっかり移動できています

 

↑吸引性能は6000Paで、従来モデルの5000Paよりアップしています

 

↑本体内部のダストボックス

 

同時発表のXiaomi ロボット掃除機 S20+は、ステーションのない独立型の製品です。現行製品であるXiaomi ロボット掃除機 S20の上位モデルという位置づけで、6000Paファンブロワーやデュアルモップといった基礎スペックは同時発表のX20+と同等ですが、モップ洗浄などのメンテナンスは自分で行う必要があります。

 

価格は3万6800円(税込)で、本日から販売開始です。こちらもキャンペーンにより、9月10日までの購入で早割価格3万2800円(税込)が適用されます。

 

Mini LED搭載チューナーレススマートテレビ Xiaomi TV S Mini LED 2025 シリーズ

↑リーズナブルな価格で人気のチューナーレステレビも一挙に複数モデルが投入されました

 

↑Xiaomi TV S Mini LED 2025 シリーズ。ミニLEDと量子ドット技術により、高いコントラストと豊かな色再現性を実現しています

 

↑解像度は4K。フレームレートも高く、ゲームなどにも向いているスペックです

 

Xiaomi TV S Mini LED 2025 シリーズは、QD-Mini LEDバックライトを採用したチューナーレステレビです。画面サイズは55インチ、65インチ、75インチの3種類をラインアップし、OSはいずれもGoogle TVを採用。昨今のトレンドとも言える量子ドット技術とMini LED技術により、高いコントラスト比や豊かな色表現を実現しています。

 

パネルは1200nitsの高輝度で、解像度は4K(3840×2160ドット)、リフレッシュレートは144Hz、色域はDCI-P3 94%カバーと、映像コンテンツ視聴からゲームプレイまで堪能できるスペックです。計4つのドライバーを搭載した12.5W×2のスピーカーシステムは、Dolby Vision IQ/ Dolby Atmosに対応するなど、当然ながらサウンド面にもこだわっています。

 

価格は55インチモデルが8万4800円(税込)、65インチモデルが10万9800円(税込)、75インチモデルが14万9800円(税込)で、本日から順次販売開始となります。

 

量子ドットで色鮮やかな4Kチューナーレステレビ Xiaomi TV A Pro 2025 シリーズ

↑Xiaomi TV A Pro 2025 シリーズは量子ドット技術のみを採用。広い色域や色の表現力は上位モデルに比肩します

 

Xiaomi TV A Pro 2025 シリーズは、43インチ、55インチ、65インチ、75インチと幅広い画面サイズをラインアップするチューナーレステレビです。いずれも量子ドット技術を採用しており、色の再現性に優れています。

 

解像度は4K(3840×2160ドット)、リフレッシュレートは60Hz、色域はDCI-P3 94%をカバー。スピーカーシステムは10W×2構成で、Dolby Audioにも対応します。

 

価格は43インチモデルが3万9800円(税込)、55インチモデルが6万4800円(税込)、65インチモデルが8万9800円(税込)、75インチモデルが11万9800円(税込)で、本日から順次販売開始となります。

↑Xiaomi TV A 2025 シリーズ。手頃な4Kチューナーレステレビとしての需要が高そうな下位モデルです

 

さらに同製品の下位モデルであるXiaomi TV A 2025 シリーズは、55インチ、65インチの2種類をラインアップ。量子ドット技術こそ採用していないものの、解像度4K(3840×2160ドット)、リフレッシュレート60Hz、10W×2のスピーカーシステムといった構成は上位モデルを踏襲しています。

 

価格は55インチモデルが5万4800円(税込)、65インチモデルが7万6800円(税込)で、本日から販売開始です。

 

スタンドから取り外して懐中電灯に Xiaomi フレキシブル充電式ランプ

↑マグネット式のスタンドから取り外して使えるXiaomi フレキシブル充電式ランプ

 

↑簡単に取り外せるので、懐中電灯のように使うことも可能です

 

↑付属のクリップに装着すればクリップライトにも

 

Xiaomi フレキシブル充電式ランプは、Type-Cポートを使って充電可能な3Wayライトです。2000mAhのリチウムバッテリーにより、最大照度で3.5時間、最低で40時間前後の稼働が可能となっています。また、スタンドとの接続部がマグネットとなっており、取り外すことで懐中電灯のように使用したり、付属のクリップによりクリップランプとしても利用できたりするのも魅力です。

 

価格は2980円(税込)で、発表同日から販売開始です。

 

小便利に使えるバー型卓上ライト Xiaomi LEDデスクランプ 2

↑バー型で卓上のカバー範囲が広いXiaomi LEDデスクランプ 2

 

Xiaomi LEDデスクランプ 2は、デスクを広くカバーできる横長の卓上ランプです。本体正面のバー部分にタッチ式のボタンを採用しており、直感的な操作が可能なほか、音声操作にも対応。バーの角度は前後25度まで調節可能で、シャフト部分は1万回の耐久テストにより強度を担保しています。

 

価格は5980円(税込)で、発表同日から販売開始です。

 

コンパクトな炊飯器!?  Xiaomi 多機能炊飯器 1.5L

↑1~2人暮らし向けのXiaomi 多機能炊飯器 1.5L。「シャオミが炊飯器を!?」と驚く人もいるかも

 

↑内窯は日本語仕様になっていました

 

Xiaomi 多機能炊飯器 1.5Lは、コンパクトサイズで1~2人暮らしの家庭を想定した多機能炊飯器です。米1~3カップ、ご飯6杯分までの炊飯が可能です。本体上部にガラス製タッチパネルを搭載し、30分の高速炊飯、24時間調理予約、保温機能や吹きこぼれ防止のモニタリングセンサーなどを備えています。内窯には食品グレードのコーティングを施しており、手入れのしやすさをうたいます。ちなみに製品名は中国本国の表記にならって「1.5L」となっていますが、内窯はしっかり国内仕様にローカライズされていました。

 

本体サイズはおよそ196×221×181mm、重量は約2.2kg。

 

価格は5980円(税込)で、本日から販売開始です。

 

なお、発表会で紹介された製品は、渋谷PARCOにて開催中のXiaomi POP-UP Storeにも順次展開される見込みです。